140.衛気を高め風邪をひかない様に

-食生活や生活リズムにかなり気を使っていたのに、気温変化が激しかったためか、先週から風邪をひいてしまいました。どのように予防したらよいでしょうか。(37歳・女性)
 食生活も生活リズムも整っているのに、季節の変わり目に風邪をひきやすいという方は、「衛気(えき)」が低下していることが考えられます。
 衛気とは、中国漢方でいう”気”の一種で、人間にとって大切な抵抗力や免疫機能のこと。風邪のウイルスや細菌など、私たちの健康を損なうものから体を守ってくれます。
 衛気を強めるには、「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の服用がお薦めです。皮膚や粘膜のバリア機能を高める顆粒タイプの漢方薬で、中国では「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という名前でとてもよく知られています。
 その由来は、昔、大きな家の玄関に屏風(びょうぶ)を立てて病気などの外敵が体に侵入するのを防いでいたことから来ています。
 主成分は、バリア機能を高め、免疫力を調整する代表的な植物「黄耆(おうぎ)」です。風邪の予防はもちろん、秋の花粉対策にも役立ちます。
 また、朝起きてのどが痛んだ場合は「銀翹散(ぎんぎょうさん)」が効果を発揮してくれます。
 いずれも常備しておくとよいでしょう。