192.花粉症対策、キーワードは免疫力!

―これから3月にかけては、花粉の飛散情報がニュースで聞かれます。わが家は親子で花粉症に悩まされています。漢方が苦手な娘でも取り組める予防・対処法はありませんか。(40歳・女性)

 花粉をはじめ、ウイルスや細菌などは、体に襲いかかる外敵。これを防ぐために私たちの体には皮膚や粘膜にバリアーが張りめぐらされています。
 バリアーの弱い人は、風邪をひきやすく、こじらせやすく、温度変化に弱いため季節の変わり目に体調を崩しがちになります。このバリアー機能を高め、免疫力を調整する代表的な植物が黄耆(おうぎ)です。
 黄耆には免疫力を高めるだけでなく、過剰な反応は抑えて正常に戻す働きがあるので花粉症の体質改善にも役立ちます。
黄耆が主成分でバリアー機能を高める働きがある「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」がお勧め。
 日本では「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の名前で販売されています。 また、「漢方は苦手」という人や子どもさんには、L・ロイテリ菌などの乳酸菌の摂取から始めてはいかがでしょう。さまざまな医療・医薬の分野で注目されるL・ロイテリ菌は、母乳由来で、腸内環境を改善し、〝腸管免疫〟を向上させてくれるのでアレルギー体質改善につながります。