231.コロナ明け、炎天下のスポーツには注意を!

 ―すでに猛暑日(最高気温35℃以上)地域も。
子どもたちの部活もそろそろ本格的に再開の様ですが、少し心配です。(45歳・女性)

 これから心配なのは巣ごもり生活から解放されてすぐに、過度の運動や直射日光にさらされることです。汗をかくことに慣れていない体は悲鳴を上げてしまいます。
 また熱中症は、日中の屋外の仕事やスポーツをしている時だけでなく、夜間や屋内でも発生します。高齢者だけでなく幅広い年代の人に発生しているだけに、異常な暑さの襲来には誰もが注意すべきです。

 大量の発汗は、気=エネルギーを消耗し、心臓機能も弱まります。血液が濃くなると血流が悪化し、血の塊ができたりして、脳卒中や心筋梗塞の危険性も高まります。

 夏に必携の麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は、汗とともに失われたエネルギーを補い、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)と、津液(しんえき)という体内で有用な水分を作り出す作用がある麦門冬(ばくもんどう)、止汗作用のある五味子(ごみし)の3種で構成され、疲労物質の乳酸も分解してくれるというもの。また、スポーツドリンクに溶かしておいしく飲めるとSNSでも広まっています。ぜひお試しを。

 ただ、ドーピング検査があるようなアスリートの方は、漢方薬の服用にも注意が必要です。風邪漢方で有名な葛根湯はエフェドリンが含まれていてダメ!南天のヒゲナミンもダメなので、のど飴にも注意が必要です。覚えておきましょう。