128.バリア機能アップ風邪知らず

―この時季、朝起きると、のどが痛いことがあり、そのまま調子を崩してしまいます。20代のころは風邪なんて引かなかったのになぜでしょうか。(33歳・女性)
 昔は風邪を引かなかったのに何で?という方の原因の一つに、体温やバリア調節を自然に行う体のスイッチ”衛気(えいき)”がうまく作動しなくなっていることが考えられます。
 風邪のウイルスや細菌は、体に襲いかかる外敵です。これを防ぐための皮膚や粘膜のバリア機能が低下すると、風邪を引き、こじらせやすくなり、体調を崩しがちになります。気温差の激しいこの時季、このバリア機能、つまり衛気を強めるために、「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の服用をお薦めします。
 衛益顆粒は、「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」という名前の漢方薬。その由来は、昔、大きな家の玄関に屏風(びょうぶ)を立てて病気などの外敵が体に侵入するのを防いでいたことから来ています。主成分は、バリア機能を高め、免疫力を調整する代表的な植物「黄耆(おうぎ)」です。
 また、朝起きてのどが痛んだ場合は「銀翹散(ぎんぎょうさん)」が効果的です。常備しておくとよいでしょう。