28.関節の痛み・しびれ

 毎年、梅雨前後は関節が痛んで外出もおっくうになる方がおられます。

季節の変わり目やこの時期には、風(冷たい風)、寒(冷え)、湿(湿度)から神経痛や関節痛に悩む方が増えます。根本から治すこともなく、湿布や痛み止めに頼っている方も多いのではないでしょうか。痛みを気にせず元気な生活を送りたいものですね。

 さて、関節痛や神経痛に効く漢方はどんなものがあるかと申しますと・・・

漢方では、こういった痛みの疾患を総称して「痺(ひ)症」といいます。痺とは気血の流れを阻害して痛みやしびれが生じ”詰まって通じない”という意味。この痺症には腎機能を高める「独歩丸(どっぽがん)」がお勧め。16種類の生薬からなる飲みやすい丸薬で、リウマチ・慢性関節炎・五十肩・腰痛・座骨神経痛などの痛みやしびれ・だるさを奏功します。

服用のポイントですが・・・

ひざに水が溜まるのを繰り返す人には「防己黄耆湯(ぼういおうぎとう)」、刺すような強い痛みのときは「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」、疲れるとひどくなる場合は「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」を併用することでより効果的に。また4月に紹介した食用アリの漢方「イーパオ」も優れた抗炎症、鎮痛作用でリウマチの緩和に役立ちます。