150.夏の感染症対策も漢方で

-夏休みの子どもたちはプールに行きたがります。ただ、毎年話題になるプール熱や夏風邪の代表格といわれるヘルパンギーナなど感染症が心配です。効果的な予防法はありますか。
                             (37歳・女性)

 プール熱は、正式には咽頭(いんとう)結膜熱という感染力の強いアデノウイルスが原因の病気。プールで泳いだり、水遊びした5、6日後、40℃近い高熱とともにのどの痛み、目の充血、下痢などの症状が出ます。
 中医学の対処法としては、初期の目の充血やのど痛に「天津感冒片」、下痢や嘔吐(おうと)には「勝湿(しょうしつ)顆粒」の併用をお勧めします。
 また、夏に流行する感染症のヘルパンギーナは突然の39℃以上の高熱が2~4日続き、のどの痛み(咽頭痛)と、のどの奥が赤く、中心に水を持った水ほうが半円を描くようにできます。熱が下がっても感染力が強く、2~4週間にわたって便からウイルスが出ます。
 細菌やウイルス対策で重要なのは予防。外から帰ったり、トイレから出たらまずは手洗い。そして、抗ウイルス作用のある「板藍(ばんらん)茶」によるうがい習慣を。また、体質強化のためには「衛益(えいえき)顆粒」も効果的です。ただし、症状が強いときは、すぐにかかりつけの医療機関を受診しま しょう。