48.花粉症と風邪予防に”衛益顆粒”

ー今の時期、風邪はもちろんですが、花粉症の予防・対策に頭を悩ませています。(29歳・女性)

心浮き立つ春の到来も、花粉症の方にとっては悩みの種ですね。花粉症などのアレルギーは、外敵から身を守る免疫力の過剰反応によって起こります。

ー中医薬ではどのような処方を行いますか。

風邪や、風が運んでくる花粉・ウイルスなどの「風(ふう)」から身を防ぐ効能によりその名が付いた、セリ科の防風(ボウフウ)と、粘膜のバリアー機能を高めるオウギが入った「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」を服用するとよいでしょう。

「玉屏風散」は、玉(ぎょく)でできた貴重な屏風で大切な家を外敵から守るーという意味を持ちます。日本では「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の名前で、飲みやすい顆粒として販売されているので、こちらをご存じの方が多いかもしれません。

ー風邪と花粉症を同時に予防できるところがいいですね。

そうですね。今年は昨年と比べて、花粉飛散量がずいぶん減ると予測されていますが、それでも油断は禁物です。本格的な花粉の季節に向けて、早いうちから体の守りを固め、風邪も花粉もシャットアウトしてしまいましょう。

また風邪の予防には、前回紹介した「板藍茶(ばんらんちゃ)」を併用すると、より高い効果が期待できます。”うがい・手洗い・板藍茶”を習慣に。併用の仕方など、詳しくはご相談ください。