85.体質改善しながら花粉症対策

ー花粉症の私にとっては一年で最もつらいシーズンがやってきました。くしゃみや鼻水がひどく、薬を飲んでいるのですが、仕事中に眠くなったり口が渇いたりして困っています。(24歳・女性)

 西日本では、花粉の飛散量が昨年をかなり上回ると予測され、花粉症の人は厳しい春を迎えていることでしょう。
 症状が出始めた場合、漢方では、体質改善を促しながら症状を抑えます。まず、水っぽい鼻汁が多い、鼻が詰まる、くしゃみが出る、のどの痛みはなく目も赤くないーという「寒体質」の人には、最もポピュラーな鼻炎漢方「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」を。涙目、くしゃみ、鼻汁、タンや鼻詰まりなどの症状を改善し、体を温め乾燥させる効果があります。普段の食生活では、冷たいものの食べ過ぎや水分の取りすぎに注意しましょう。
 また体が熱っぽく、目・鼻・のどの粘膜が腫れ、目がかゆく鼻汁も黄色く粘ついた「熱体質」の人には、風邪薬としても使う「銀翹散(ぎんぎょうさん)」が向いています。味の濃いものや辛いもの、アルコールのとりすぎには注意すること。
 症状に関係なく、粘膜のバリアー機能を高めるオウギの入った「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」を組み合わせると、さらに効果が期待できます。
 一般のサプリメントや健康食品と併用しても心配はありませんが、詳しくはご相談ください。