63.不眠に悩んでいませんか

ー寝つきが悪く、睡眠薬が手放せません。このまま飲み続けることが不安です。(42歳・女性)

 いつでもどこでもぐっすり眠れるという人は幸せですね。その逆に不眠に悩み、質の良い睡眠を求める人は多くいます。でも、無理に睡眠薬をやめようとするのでなく、体のバランスを整え、徐々に頼らなくてもいい方向に変えていくことが大切です。

 不眠を改善するには、良質のタンパク質を取ること。また就寝3時間前には食事を済ませ、コーヒーなどの刺激物は避けましょう。寝る前に温かいカモミールティーを飲むのもいいですね。それでも無理な場合は、タイプ別に次のような漢方をお勧めします。

 飲酒、喫煙、コッテリとした外食を好み、メタボリックシンドロームが気になる人は、コレステロールや血圧が高い傾向にあります。驚きやすくなったり、悪夢を見たり、不安やイライラが強くなったり・・・。そんなケースは「温胆湯(うんたんとう)」を処方します。

 また、年齢を重ねて次第に、どうき、息切れ、口の渇き、高血圧症に起因する頭痛・めまい・肩こりなどに悩まされ、健康面での不安から不眠になった人には「天王補心丹(てんのうほしんたん)」を処方します。