111.ストレスで体調が悪い人に・・・

-東日本大震災の発生以来心落ち着かない日々が続いています。姉一家が東北に住んでいるので余震や原発の報道も人ごとではなく・・・。そのせいか最近体調も優れず困っています。(29歳・女性)

 春は、引っ越しや入学、入社など環境の変化に心と体が追い付かず、ただでさえストレスがたまって体調を崩す人が増える季節。社会状況を考えると、今年はそんな人が例年より増えてもおかしくありません。
 この時季になると、ストレスと関係の深い臓器「肝」の負担が大きくなり、胃腸障害が現れやすくなります。対処法は、まず朝は早く起き、散歩やスポーツで全身の筋肉を緩め、気分をリラックスさせること。食べ物は酸味があるものの取り過ぎに注意し、甘い物を適量取って胃腸の元気を養うようにしましょう。
 また、香りの強い薬草を多く含み、アロマを凝縮したような漢方「開気丸」もよく用います。木香(もっこう)、枳穀(きこく)、厚朴(こうぼく)、陳皮などには、うっ滞した「気」をスムーズに流すことで胃腸の働きを整え、腸内のガスを取り除く作用が。また、延胡索(えんごさく)には、優れた鎮痛作用があります。
 さらに、目が疲れやすくなったり、血圧が急に上昇したりした人には「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」、イライラが強い場合は「逍遥(しょうよう)丸」がお勧めです。