125.カラカラ・ジトジト2つの夏バテ

ー屋外で仕事をする主人は、大量に汗をかいて夏バテします。一方私は、クーラーの中での事務作業。夏場は体がだるい感じです。(34歳・女性)
 ご主人の夏バテは、前号でも紹介した、大量の発汗により、体液だけでなく体力(気=エネルギー)も消耗するタイプ。気を消耗すると、心臓の機能が弱まり、さらに発汗により血液が濃くなります。このような体の中が”カラカラ状態の夏バテ”にお薦めなのが”飲む点滴”といわれる漢方「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」。熱中症対策には必携です。
 一方奥さまは、日中の仕事は涼しいクーラーの中。冷たいジュースやビールをついつい飲んでいませんか。こんな方によくあるのが、体の中の過剰な水分が代謝されず停滞し、食欲が落ち、体が重だるくなる”ジトジト状態の夏バテ”。胃腸の働きが鈍くなり、栄養素が吸収できず、新陳代謝が悪くなっている状態です。このような体の中のドライクリーニングが必要な方にお薦めの漢方が「勝湿(しょうしつ)顆粒」です。中国の家庭常備薬としてポピュラーな漢方で、ジュースやビールをガブガブ飲む日本人にこそ必要な常備漢方といえるでしょう。
 夏バテは、大きく分けると以上の2つのタイプに分類できます。自分がどちらのタイプなのかを把握して、今年の夏は漢方を取り入れて暑さを乗り切ってください。