106.板藍茶で手軽に風邪対策

ー高齢の母親と一緒に暮らしています。体力が落ちていて、風邪や肺炎も命取りになりかねないので、家族全員で体調管理に気を配っています。知り合いに、お茶や飴(あめ)で手軽に風邪対策ができる漢方があると聞いたのですが・・・。(58歳・女性)

 本格的な風邪のシーズンを前に、当薬局でも予防や対策に関する問い合わせが増えています。お知り合いの方が話していた漢方は、おそらく「板藍根(ばんらんこん)」でしょう。
 アブラナ科・ホソバタイセイの根のことで、”抗ウイルスの漢方”と呼ばれています。中国ではインフルエンザのシーズンに、小中学校の校門で、登校してきた子どもたちののどに板藍根の煎(せん)じ液を吹きかけて、健康管理に用いることもあるほどその効果は信頼されています。
 風邪対策には、板藍根のお茶を飲んだり、このお茶でうがいをすること。飲んでも眠くならないので、車の運転や勉強に支障が出ず、会社勤めの方や受験生にもお勧めできます。また板藍根のエキスを練り込んだのど飴もあるので、外出時に携帯しておくと良いでしょう。
 風邪もインフルエンザもウイルスを寄せ付けないことが大切。規則正しい生活と、「うがい・手洗い・板藍茶」、そして、免疫力に不安がある人は漢方「衛益顆粒(かりゅう)」も活用しながら、この季節を乗り切りましょう。