229.疲れは取るものです

肩が凝り、最近は頭もスッキリしないのですが、検査をしても異常はありません。色々な栄養剤を試したのですが、元気も出ません。どうしたらよいのでしょうか。(45歳・男性)

 命にかかわる太い血管の循環を保つことは現代医学が非常に得意としていますが、全身の細胞へ延びている毛細血管の流れに対しては、現代医学よりも漢方の方が得意とします。微小循環の障害は、なかなか検査には現れないのです。毛細血管は全身の細胞に酸素と栄養を送るだけでなく、二酸化炭素と老廃物を回収しています。栄養剤をいくら飲んでも元気が出ない方は、循環を改善して疲れを”取る”とよいのです。
漢方には、?血(おけつ=血の滞り)という考えがあります。?血かどうかは、くすみ、しこり、痛みといった3大症状で総合判断します。身近な急性の循環障害を例にあげれば、打撲による青あざと腫れ、痛みがあります。青あざに対して現代医学ではこれといった治療法はありませんが、活血化お(血流改善)の漢方なら驚くほどよく解消されます。
 活血化お(血流改善)薬の中で、特に研究が進んでいるのがシソ科の丹参(たんじん)を主成分とする冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。薬理学的には血流量を増加し、血液粘度を下げ血管を拡張させます。血液と血管の両方に働くのです。
まるでエンジンオイル交換の後のクルマのように、肩もスッキリ、頭もスッキリと疲れも取れて爽快になるでしょう。