151.〝スマホ不眠症〟が増加中!

 -朝夕、涼しくなりましたが、仕事と家事のストレスが夜まで残り熟睡できません。睡眠導入剤も考えていますが、止められなくなるのが不安です。不眠に漢方は利くのでしょうか。(30歳・女性)

 最近では、寝床でスマートフォンを見て眠れなくなる〝スマホ不眠症〟の人が増えています。睡眠導入剤を使うのも方法ですが、あくまで対症療法です。不眠改善のためには、スマートフォンは電源を切るか、ベッドから離れた場所に置き、体全体のバランスを整えることが大切です。
 不眠に利く漢方はいろいろありますが、心身は疲れきっているのに眠りにつけないという人には酸棗仁湯(さんそうにんとう)が、また、心労が重なり、気血を消耗して、深夜に目覚めてしまう、動悸(き)がする、昼間も体がだるいという人には帰脾湯(きひとう)がお勧めです。
 不眠改善の養生として5つのポイントを紹介します。
 ①就寝4時間以内のカフェイン摂取、1時間以内の喫煙は避ける
 ②就寝時間にこだわらず眠たくなったら寝床に就く
 ③昼寝は午後3時までに30分以内で
 ④早起きし、起きたらカーテンを開けて日光に当たる
 ⑤熟睡の妨げになる寝酒はしない
 以上を守れば、漢方の効果がより高まるでしょう。