135.しゃっくりに柿のヘタ、こむら返りに・・・

-1度しゃっくりが出だすとなかなか止まりません。よい漢方はありませんか。
                          (47歳・女性)
しゃっくりは、吃逆(きつぎゃく)といい、誰にでも起こる状態ですが、れっきとした連動機能障害の一つです。横隔膜がけいれんした後、声門が素早く閉じるときに出る音をいいます。
 止める方法は、「息を止める」「冷たい水を飲む」「驚かす」などが言われていますが、漢方には効能効果が「しゃっくり」という医薬品があります。それが柿のヘタ、生姜、チョウジの3種の生薬・柿蔕湯(していとう)です。
 病気としてのしゃっくりは、1週間、10日と続き、会話が出来ないほど連続することがあります。病院に行っても決定的な解決に至らないことが多いようで、医師が柿のヘタの漢方を知っていたらラッキーです。
 煎(せん)じて飲むのが最も効果的ですが、頻繁にしゃっくりが出そうになる人は、携帯に便利な顆粒(かりゅう)剤もあるので、煎じ薬と併用すると良いでしょう。早ければ2・3服、1~2日のうちに効果判定ができます。
 漢方は、長く飲まないと効かないと思われがちですが、即効漢方もあります。古人の知恵に今さらに驚かされます。
 また、こむら返りには、芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)という漢方が即効性を表します。お休み前やスポーツ前に飲むと良いでしょう。