53.周期療法で赤ちゃんを授かりやすく

ー結婚3年目ですが、まだ子宝に恵まれません。検査の結果も特に異常がないと言われて途方にくれています。(28歳・女性)

 体に特に異常がないのに妊娠しないー。そんな方にご紹介している治療法に、中国の漢方「周期療法」があります。

 これは、基礎体温表を見ながら月経の周期に合わせて薬の配合を変え、服用する方法。女性の健康な体のバランスを取り戻し、赤ちゃんを授かりやすくします。

 服用するのは

  1.月経時=子宮内の血液を体外に排出させる漢方薬

  2.低温期=卵巣内の卵子を育てる漢方薬

  3.排卵期=卵子を排出、卵管を通じて子宮内に送り込み、卵子を受精可能な状態に育てる漢方薬

  4.高温期=受精卵を子宮内に着床させ、妊娠を継続する漢方薬

 周期療法に使う漢方薬は体質によって異なりますが、漢方初心者の方には飲みやすい丸薬や顆粒(かりゅう)タイプをお勧めしています。

 周期療法のメリットは、生理周期のどの時期からでも始められるということ。さらに、ふかふかのベッドのような子宮内膜を作る手助けをしているだけなので、ほかの治療や薬・サプリメントと併用しても特に問題はありませんよ。ただし月経周期がある程度正常な方が対象なので、生理不順・子宮内膜症・子宮筋腫の方は、月経周期を改善した後で周期療法に移行されるとよいでしょう。