1.飲む目薬
最近パソコンの利用者が増え、目の使い過ぎからくる疲れ目、かすみ目、視力低下、目の乾燥(ドライアイ)を訴える人が増えています。
体の各部はすべてつながりを持つと考えている中国漢方では、「肝は目に孔(あな)を開く」と言い、目は肝臓とのつながりが深いと考えます。また、目を使うことで血液を消耗する(血液は目の栄養の源である)とも考えます。
パソコンは現代社会の必需品である以上、上手につきあうことが大切。ですから、できれば長時間や夜間の使用は避け、こまめに休憩しながら、軽く目の体操かマッサージをしましょう。また、クコの実、レバー、菊花など目によい食べ物を上手に取り入れるようにし、それでも改善できない場合には、[飲む目薬]とも言われる漢方薬、杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)、加味逍遥散(かみしょうようさん)などがいいでしょう。
杞菊地黄丸は六味地黄丸(ろくみじおうがん)をベースに枸杞子(くこし)、菊花を加えたもの。六味地黄丸と枸杞子は肝臓を養い精血を増やす作用があり、菊花には目の充血や疲れをとる働きがあります。