パソコンで目が疲れてしまいます

 パソコン・テレビゲーム・携帯メールなどで画面を長時間見つめることは、目だけでなく、頭痛、肩こり、不眠、血圧の上昇、無気力、インポテンツ、女性では生理の乱れや流産の増加などの症状を起こし、本人が気づかないうちに全身に進行してきます。しかし、仕事となるとすぐにやめるわけにはいかないでょう。

 中国漢方では目に関して「肝は目に孔(あな)を開く」と言います。「瞳孔―腎」「黒目―肝」ともいい、目と肝・腎は関係が深いと考えます。腎の生命エネルギーが肝の血と協力しあって目に栄養を送り、目の働きを維持しているのです。逆をいえば、目の使い過ぎは、肝と腎の衰えを招き、前述のような様々な症状を引き起こすということです。

 そこで肝と腎の働きを同時に強めるのが、「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」という漢方です。この薬のベースとなる六味地黄丸(ろくみじおうがん)と枸杞子(くこし)には、肝腎を養い、生命エネルギーや血を増やす作用があり、また中に入っている菊の花には目の充血を抑え、視力回復に役立つ働きがあります。「飲む目薬」と呼ばれている杞菊地黄丸は、目の症状改善に幅広く利用でき、気持ちよく仕事をするためのパソコン時代の救世主といえるでしょう。また、菊の花のお茶もお勧めです