高プロラクチン血症にいい漢方は

 高プロラクチン血症というのは、授乳期に分泌されるはずの催乳ホルモンのプロラクチンが、妊娠していない女性で増えるというもの。通常、授乳期に妊娠しないように働くもので、そのことで排卵障害や黄体機能不全を起こしやすく、妊娠しにくくなってきます。

驚くことにこのプロラクチンを抑えるのが、ビールの原料になる麦芽です。麦芽は、漢方では授乳を中断するときに使われています。麦芽には、乳汁分泌の消退、乳汁の再吸収という退乳(たいにゅう)作用があります。弱火で黄色になるまで炒(い)ったものを1日30?50gを目安に煎(せん)じて服用します。高プロラクチンの治療薬を飲んでいる方の中には、副作用で困っている方もいるようです。そんなときは、体に安心な麦芽のお茶をお試しください。

また、不妊症の漢方相談に来られる方の中にも、基礎体温表の排卵期から高温期の体温上昇の悪い場合に、この高プロラクチン血症の方が多いようです。このような場合には中国漢方の不妊症周期療法では、低温期にこの炒麦芽の煎じ薬を併用してもらっています。

この高プロラクチン血症を含め、不妊症周期療法について詳しく紹介した小冊子を無料で差し上げています。