77.妊娠しやすい体をつくるには・・・
特に異常が見つからないのに妊娠しない方には、中国漢方の「周期法」を紹介しています。これは、基礎体温表を見ながら月経の周期に合わせて漢方の組み合わせを変え、服用する方法。体調を整え受精しやすい健康な体をつくります。
服用するのは、
①月経時=子宮内の血液を体外に排出するのを助ける漢方
②低温期=卵巣内の卵子を育てるのを助ける漢方
③排卵期=卵子を排出、卵管を通じて子宮内に送り込み、卵子を受精可能な状態に育てるのを助ける漢方
④高温期=受精卵を子宮内に着床させ、妊娠を継続するのを助ける漢方
ただし周期法は、月経周期がある程度正常な方が対象なので、生理不順、子宮内膜症、子宮筋腫の方は月経周期の改善後に移行するとよいでしょう。
また、授乳期に分泌されるはずの催乳ホルモンのプロラクチンが妊娠していない女性で増えることがあります。通常、プララクチンは授乳期に妊娠しないように働くもの。高プロラクチンにより、妊娠しにくくなっている人には麦芽がお勧めです。麦芽は、以前は漢方では授乳を中断するときに使われていましたが、妊娠しやすい体づくりにも役立ちます。炒(い)った麦芽を煎(せん)じて服用するとよいでしょう。