82.今年の風邪・インフルエンザ対策
-職場で風邪がはやっていても、いつも一人だけ引かずに元気な人がいます。
風邪を引きやすい私は「引く気がしない」と豪語する彼女がうらやましくてなりません。
体質の違いでしょうか。(27歳・女性)
風邪やインフルエンザが流行しても、すぐにかかってしまう人、かからない人、かかっても軽く済む人がいますね。寝不足や栄養摂取に偏りがある人は、当然、抵抗力が落ちるのでかかりやすくなります。
でもそれ以前に、体の防衛力に違いがあるんですよ。
ウイルスや細菌などの外敵を防ぐために皮膚や粘膜に張り巡らされているバリアのことを、中医学では”衛気(えいき)”といいます。この衛気が弱い人が、いつも一番に、そして何度も風邪を引きやすくなります。衛気を強め、免疫力を高めるためには「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」がお薦め。そして、外出の際にはマスクをして、帰宅時には手洗い、うがい、抗ウイルスの漢方と呼ばれる「板藍(ばんらん)茶」を飲み、予防に努めましょう。それでもかかってしまった場合は、「葛根湯」「天津感冒片」(銀翹解毒散)「勝湿顆粒」などを用いること。この三重の防衛体制で、今年も風邪を撃退しましょう。
ちなみに、新型インフルエンザの世界的流行が心配される中、厚生労働省ではその対策の一環として、1人20~25枚の不織布製マスクの備蓄を推奨しています。