120.今から漢方で花粉症対策!

―花粉飛散のニュースを耳にしました。花粉症で憂うつな春、漢方を使った不快症状を抑える方法を教えてください。(38歳・女性)
 国民の4割が花粉症といわれる時代。春を待ち望んでいる人ばかりとはいえないのが現実のようです。
 花粉症予防に効果的な漢方ですが、「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」がお勧めです。玄関に屏風を立てて影を作り、奥からそっと来訪者を見て大切なお客かどうか確かめて招き入れたという習慣が名前の由来となっています。
 主成分の黄耆(おうぎ)には、バリア機能を高め、免疫力を調整する働きがあり、花粉症の体質改善に役立ちます。またこの働きは、インフルエンザや風邪の予防にもつながるので、まさにこの季節、必要不可欠な漢方といえます。日本では、「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の名前で販売されています。
 花粉症の人は心構えがあると思いますが、そうでない人も今年、突然発症することも考えられます。花粉、ウイルス、細菌など、体に襲いかかる外敵から身を守ろうと、体が過剰反応しないよう、普段からバリア機能の高い、体づくりを心掛けましょう。