186.猛暑!倒れる前に漢方を

 ―今夏は猛暑日(最高気温35℃以上)となった地域も出ているので、家族の熱中症が心配です。
知り合いから熱中症予防に効く漢方があると聞きました。(45歳・女性)

 熱中症は、日中の屋外の仕事やスポーツをしている時だけでなく、夜間や屋内でも発生します。また、高齢者だけでなく幅広い年代の人に発生しているだけに、異常な暑さの襲来には誰もが注意すべきです。
 大量の発汗は、気=エネルギーを消耗し、心臓機能も弱まります。血液が濃くなると血流が悪化し、血の塊ができたりして、脳卒中や心筋梗塞の危険性も高まります。
 ご質問の漢方は、7月の当コラムでも紹介した麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)です。汗とともに失われたエネルギーを補い、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)と、津液(しんえき)という体内で有用な水分を作り出す作用がある麦門冬(ばくもんどう)、止汗作用のある五味子(ごみし)の3種で構成され、疲労物質の乳酸を分解してくれるというもの。別名〝飲む点滴〟。
当薬局にも「今夏の暑さは、倒れそう」という人が相談に訪れ、麦味参顆粒を購入されています。
また、スポーツドリンクに溶かしておいしく飲めるとSNSでも広まっています。ぜひお試しを。