228.春は発散!
―春はウキウキと楽しい季節なはずなのに、毎年体調がすぐれません。今年は特にステイホームで外出を控えていたので心配です。(40歳代・女性)
春は環境変化が多く情緒不安定になりやすい時季です。何となく気分が落ち込む、やる気が出ない、イライラする・・・を放っておくとうつ病や、不眠症、心身症につながることもあります。
春芽吹く季節は、体も冬の間に蓄えていた気を発散させる時期で、うまく発散できないと体調を崩します。コロナ禍で外出を控えないといけないことは、大きな発症のきっかけとなります。
日常生活では、早起きをして太陽の光を浴びましょう。シソ、春菊、ミツバ、セロリなど香りのある食材で気を巡らせましょう。また、ワラビ、タケノコなど旬の野菜や、シジミ、アサリなどの貝類は、春の臓・肝の働きを整えてくれます。
中国漢方では、肝の働きを高めストレスに対する抵抗力を強くして気分をスッキリさせる漢方を症状別で処方します。
ストレスからくるイライラが強い人には、「逍遥散(しょうようさん)」、ストレスがあるとおなかにガスがたまるという人には、胃腸の具合を整える「開気丸(かいきがん)」を。ストレスが上手く発散できず、胸や脇、腹に張ったような痛みがある人には、「柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)」がお薦めです
お薬はできるだけ飲みたくないという方におすすめはシベリア人参茶。”リラックスできてぐっすり眠れる”お茶。寝不足で肌の調子を気にするモデルさんの間にも流行しているようです。