234.夜のトイレの回数が多いです

涼しくなって、夜間にトイレに起きる回数がぐっと増えました。寝た気がしないので、どうにかなりませんか。(60歳・男性)

夜間頻尿とは 、就寝中に排尿のために1回以上起きなければならないという訴えで、就寝中の排尿回数が2回以上になると生活の質(QОL)が低下するため、治療の対象となることが多いようです。 日本排尿機能学会が報告した40歳以上の排尿症状に関する調査では,夜間頻尿(1回以上:3回以上)の頻度は各々63%:14%だったそうです。
男性は、前立腺肥大に伴う排尿障害も疑われるので、まず受診が必要かと思いますが、異常なく加齢による機能低下からのものも少なくありません。
中国漢方では、加齢に伴う排尿のトラブルを「腎虚」の一つと考えます。ホルモン分泌や泌尿器、生殖器機能をつかさどる「腎」の働きが低下したことによるものと考え、参馬補腎丸(じんばほじんがん)牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)などの補腎薬でその機能を回復させていきます。さらに、漏れを止める固渋剤といわれる生薬、桑?蛸(そうひょうしょう)補骨脂(ほこつし)?実(けんじつ)などを配合した安固丹を併用すると改善が早まります。
 恥ずかしがらず早めに健診を受け、併せて自然の力を上手に利用することをお勧めします。