244.夏の感染症対策も漢方で!
―コロナはまだまだ落ち着きませんが、海にプールにといつもの夏が戻ってきて、他の感染症も心配です。(40歳・女性)
夏時期の感染症はいろいろあります。手足口病は、口の中や手、足などに水疱(すいほう)性の発疹(ほっしん)が出る、ウイルス感染。プール熱は、咽頭(いんとう)結膜熱という感染力の強いアデノウイルスが原因です。プールで泳いだり、水遊びをしたりした5、6日後、40℃近い高熱、のどの痛み、目の充血、下痢などの症状が出ます。いずれも夏かぜの代表的な感染症といえるでしょう。
漢方の対処法としては、初期の目の充血やのど痛に「銀翹散」、下痢や嘔吐には「勝湿(しょうしつ)顆粒」と抗ウイル津作用を持つ板藍根(ばんらんこん)の併用をお勧めします。
また、水いぼは、伝染性軟属腫というウイルス感染の一種。ハトムギ(医薬品ではヨクイニン)と板藍根の組み合わせが第一選択だと思います。
細菌やウイルス対策で重要なのは予防。外から帰ったり、トイレから出たらまずは手洗い。そして、抗ウイルス作用のある「板藍根(ばんらんこん)のお茶」によるうがい習慣を。また、体質強化のためには「衛益(えいえき)顆粒」やL.ロイテリ菌も効果的です。ただし、症状が強いときは、すぐにかかりつけの医療機関を受診しましょう。