246.気象病対策の漢方
―雨の前に頭が重く、季節の変わり目には、すぐ体調を崩してしいます。どんな対策がありますか。(48歳・女性)
最近、”気象病”という言葉をよく聞きます。“気候”の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称で、「低気圧が近づくと頭痛がする」「気圧や気温の変化が激しい秋は体調を崩しやすい」など訴えはさまざまです。日本では1000万人ほど悩んでいる人がいると言われています。
漢方では自然界の気候変化を五気(風・暑・湿・燥・寒)といい、四季に応じていれば良いのですが、季節に外れて悪者(邪気)になることがあります。この邪気から体を守るのが衛気(えき)。衛気とは、〝気〟の一種で、汗腺の開閉をコントロールし、現代で言う大切な抵抗力や免疫機能を指します。
この衛気を強める漢方が「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」です。皮膚や粘膜のバリア機能を高める作用があります。気象病はもちろん、「秋も花粉症に悩まされる」「汗をかいたらすぐ体が冷える」という人にも効果的です。飲みやすい顆粒で手軽に服用できます。漢方が苦手という人は、母乳由来の「L・ロイテリ菌で腸管免疫アップをお勧めしています。
雨の前に頭が重いときは、五苓散(ごれいさん)を天気が崩れる1.2日前から飲むようにするとよいでしょう。