253.飲む・食べる目薬!
―長時間パソコンやスマホを使っています。春になると、目の疲れが増し、ドライアイや充血、目のかゆみが一層ひどくなる気がします。無理のない漢方はありますか。(40歳・女性)
春は、冬の間、内にこもっていたものが一気に外に出る時季。そのため目にも不快な症状が現れやすくなります。
漢方では「春は肝、肝は目に孔(あな)を開く」と言い、目は肝と深くかかわっていると考えます。また、血は目の栄養源で、目を使うことで血が消耗されると考え、長時間特に夜に目を酷使すると血が消耗され、栄養が行きわたらなくなり目が乾いたり、かすんだり、疲れやすくなったりします。ひどくなると頭痛、肩凝り、精神不安も引き起こし、イライラ、うつ状態、女性の場合は生理不順を招くことも少なくありません。
〝飲む目薬”とも呼ばれる漢方薬が「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」です。ベースとなる「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」と「枸杞子(くこし)」には、肝を養い、血を増やす作用があります。そして菊の花には、目の充血を抑え、視力回復に役立ちます。
手軽なものでは乾燥したクコの実を食べます。最高位の品質を意味する貢果枸杞(こうかくこ)が、大粒で味もとてもお勧めです。1日10粒で十分ですが、甘さもコクも濃縮されていて、つい食べ過ぎてしまいます。
また、果汁100%のクコジュースは、原液のままでも、枸杞オレンジジュース・ホット枸杞ネード・スムージーでも楽しめます。
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