255.コロナ禍に免疫力が低下しています!

-コロナが5類に移行しホッとしていたのですが、免疫力の低下からインフルエンザや夏の感染症(プール熱やヘルパンギーナ・手足口病など)が流行すると聞きました。我が家も子供たちが心配です。(30歳・女性)

コロナの3年間は、マスク・消毒と徹底してウイルスを避け、ワクチンを接種し感染を防いできました。コロナ自粛が開け、開放的になっていますが、体そのものが変わったわけではありません。
人の体は外から攻め込む者に対して戦う、免疫力というものを持っていて、これは色々な敵(外邪)にさらされることで鍛えられていきます。漢方では、防衛する気と書く”衛気(えき)”が外邪を防いでいると考えています。気温変化への順応もこの衛気が行っています。
まず、弱った衛気を強めることが必要です。そこでお薦めは、玉でできた貴重な屏風で大切な住人を外敵から守るという意味を持つ「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」。外邪から防ぐ効能によりその名が付きました。セリ科の「防風」と粘膜のバリア機能を高める「黄耆」が入った漢方で、日本では衛益顆粒(えいえきかりゅう)の名前で販売されています。
 また漢方が苦手な方は、L・ロイテリ菌が腸内菌質改善をして免疫力を高めてくれます。

インフルエンザにはワクチンがありますが、夏の感染症にはワクチンも治療薬もありません。まずは、感染しないように、感染しても症状軽くするために今から免疫サポートを!そして、これまで通り、人込みや感染が心配な時は、抗ウイルス作用を持つ板藍根のお茶やのど飴を欠かさず活用ください。
感染が疑われたときは、初期の目の充血やのど痛に「銀翹散」、下痢や嘔吐には「勝湿顆粒」の併用をお勧めします。
家族全員で免疫力を高め、初期感染対策をしてこの夏を楽しく乗り切ってください。