261.妊活の第一歩は、”血を増やしてめぐらす”ことから
―結婚1年、妊娠を希望しているのですがまだ授かりません。婦人科にはまだ行っていませんが、何か良い漢方はありますか。(20歳代女性)
妊娠を希望されるなら、ご夫婦で身体の状態を診てもらうことはとても大切です。男性が原因の場合も、最近は多く見られます。ただ、漢方は健康な女性の体づくりをお手伝いするものですから、いつでも生める体づくりはしておきましょう。
漢方では”女性は血(けつ)をもって体の根本となす”と言います。月経・妊娠・出産・授乳・更年期などにより、血が不足したり、流れが悪くなったりします。そのため、冷える、肌荒れ、抜け毛などにはじまり、様々な不調を生み出してしまいます。
適する漢方としては「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」をよく使います。 主成分の当帰とは、女性の体に欠かせない生薬(しょうやく)として知られるセリ科の植物です。元気で若々しく過ごすためには、全身の細胞に栄養と酸素を供給し、老廃物を回収するための血の量とその流れが大切です。
当帰は血を補ってくれるので、月経不順はもちろん、貧血、シミや乾燥肌の緩和、肌や髪の毛をみずみずしく保ち、美しさを引き出してくれるなどの効果も期待できます。
中国では、当帰を飲む習慣がある揚子江中流周辺の女性の肌がとてもキレイだといわれ、納得できる話だと思います。生理で血を失う女性にとって、当帰は〝女性の宝・美容の女王〟とも呼ばれます。
健康な女性の体づくりが、妊娠への近道と言えるでしょう。