265.飲む・食べる目薬!

 ―スマホやゲームに夢中になってしまいます。春になって、目の疲れが増し、ドライアイや充血、目のかゆみが一層ひどくなる気がします。無理のない漢方はありますか。(30歳代女性)

・仕事をする人の9割以上がパソコンを使用

・10~60代のテレビ、スマホ、PCの1日あたり利用時間は約7.5時間

・仕事をする人の7割は、目の疲れ、肩こり、頭痛を訴える

 春は、冬の間、内にこもっていたものが一気に外に出る時季。そのため目にも不快な症状が現れやすくなります。

 漢方では「春は肝、肝は目に孔(あな)を開く」と言い、目は肝と深くかかわっていると考えます。また、血は目の栄養源で、目を使うことで血が消耗されるともとらえます。長時間、特に夜に目を酷使すると血が消耗され、栄養が行きわたらなくなり目が乾いたり、かすんだり、疲れやすくなったりします。ひどくなると頭痛、肩凝り、精神不安も引き起こし、イライラ、うつ状態、女性の場合は生理不順を招くことも少なくありません。

 そんな現代、老化は目から始まると言われ、〝飲む目薬”とも呼ばれる「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」がお勧めです。老化対策の補腎薬「六味地黄丸(ろくみじおうがん)」をベースに、肝を養い、血を増やす作用がある「枸杞子(くこし)」、目の充血を抑え、視力回復に役立つ菊の花を加えた漢方です。

微小循環改善の冠元顆粒と併用すると、肩こり・頭痛の改善が早くなります。
日本の植物分類学の父と言われる牧野富太郎博士は「長生きしたければ枸杞を食え」と書いて自室に掲げていました。
この枸杞を美味しく食べるためには、最高位の品質を意味する貢果枸杞(こうかくこ)<が、大粒でお勧めです。1日10粒で十分ですが、甘さもコクも濃縮されていて、つい食べ過ぎてしまいます。