274.この冬も、やっぱり板藍根(ばんらんこん)!
-インフルエンザの猛威が治まりません。受験シーズンともなり、何を準備したらよいのでしょうか(45歳・女性)
今年はインフルエンザと新型コロナの同時流行が続いています。
新型コロナウイルスに対する漢方治療も経験が積み重ねられて、いろいろな情報が発信されています。その一つに、”葛根湯”と”小柴胡湯加桔梗石膏”の併用療法があります。これはスペイン風邪の時に作られた“柴葛解肌湯(さいかつげきとう)”を、私たち薬局は取り扱っているのですが、医療用漢方にないために代用とした組み合わせです。
医療現場では多くの症例があり、確かな症状軽減効果が確認されているようです。ただ漢方は、医療機関に受診する前、おかしいかなと思ったときから服用できます。
自宅に常備しておくなら、“柴葛解肌湯(さいかつげきとう)”もですが、インフルエンザにも応用範囲の広い“銀翹散(ぎんぎょうさん)”がお勧めです。
そして必ず、板藍根のお茶とのど飴も・・・ぜひ
板藍根はアブラナ科・ホソバタイセイの根で、藍染め染料にも使われる植物。藍には、昔から抗菌・防虫効果があることが知られています。この板藍根には、抗ウイルス・消炎作用もあり、感染症が流行するシーズンに、私たちの体を守ってくれます。板藍根入りの「板藍茶」は、人ごみへ出掛ける前に飲み、帰宅したらこのお茶でうがいをしてください。眠くならないので、受験生も安心して利用できます。
そして、症状が出たら、検査の前でも柴葛解肌湯や銀翹散に板藍根を併用することで効果を高めてくれます。
しかし、感染症対策のベースは、カラダが本来持っている免疫力!バランスの良い食事と睡眠、そして粘膜強化の衛益顆粒や腸管免疫強化のL.ロイテリ菌を普段から活用します。規則正しい生活に努め「うがい・手洗い・マスク、そして板藍茶」を心掛けて大切なこの時期を乗り切りましょう。