285.インフルエンザ対策で使う乳酸菌とは?

-最近、”乳酸菌でインフルエンザ対策”といろいろ商品があるようですが、何がよいのでしょうか。子供や出来たら家族で試してみたいと思っています。(30歳代女性)

 乳酸菌とは乳酸を多量につくる菌の総称です。私たち漢方薬局でもこの乳酸菌の摂取をお勧めすることがあります。漢方は人の体がもつ本来の力を蘇らせたり、整えて治療していく医学です。
日本人はもともと、味噌汁・納豆・漬物といった発酵食品や野菜をしっかり摂るような食生活でしたが、欧米化した脂もの(乳脂肪)や甘いものが増えているため、治療に際して常に食の改善を訴えてきました。しかし、習慣となっているものをすぐに変えるということは難しく、漢方の効果を少量・短期間で発揮するために、乳酸菌摂取による腸内菌質改善をお勧めするのです。

 その中でも最近”スーパー乳酸菌”として注目されているL.ロイテリ菌は母乳由来で、本来母から与えられる自然の力(漢方でいう、先天の気)です。そして生きて口内(感染の第一防衛線)と腸内に定着して菌質を改善します。さらに、

●多くの善玉菌と共存してまとめる

●悪玉菌の発育を抑える
 
など働きもあり、特に風邪・インフルエンザ対策では板藍根(ばんらんこん)のお茶、花粉症ではアレルギー対策の漢方と併用すると、効果が高まります。

 ちなみにL.ロイテリ菌は、世界63ヶ国以上の医療現場で「菌質改善乳酸菌」として採用されています。1日1粒、ラムネのように舐めたりかじったりして、口の中と腸内両方に働きかけるので、小さなお子さんも喜んで食べますし、大人も1粒なのでお財布にも優しい商品です。