269.認知症の予防も目のケアから

-最近、スマホで小さな字を見るせいか、目の疲れと視力低下が気になります。眼科では特に異常なく目薬が処方されただけです。(60歳女性)

まず、スマホの文字を大きくしたり、使用時間を減らすことは大切です。
視力の低下は日常生活に支障をきたすだけでなく、認知症のリスクを高める可能性があることが最近の研究で明らかになっています。
高齢者の視力と認知障害に関連する疫学調査(2016年実施)によれば、視力のいい人の約2.4倍も認知症の発症リスクが高まりました。
人は脳に入ってくる情報の約8割を目から受け取っているため、視力の低下が、脳の認知機能に影響を及ぼすと分かってきました。
また、視力低下により外出を控えて運動量や人とのコミュニケーションが減ったりすることも影響すると思われます。
そこで、目のケアに欠かせないのがゴジベリーの名でも注目のクコの実(枸杞子)です。日本の植物分類学の父と言われる牧野富太郎博士は「長生きしたければ枸杞を食え」と書いて自室に掲げていました。この枸杞を美味しく食べるためには、最高位の品質を意味する貢果枸杞(こうかくこ)が、大粒でお勧めです。1日10粒で十分ですが、甘さもコクも濃縮されていて、つい食べ過ぎてしまいます。
漢方では、老化対策の六味地黄丸に枸杞子と目の充血を抑え、視力回復に役立つ菊の花(菊花)をを加えた、杞菊地黄丸が”飲む目薬”としてお勧めです。
微小循環改善の冠元顆粒と併用すると、肩や頭もスッキリして目の改善も早くなります。