292.猛暑の夏バテはタイプを知って対策を!

―異常気象の毎日、屋外で仕事をしている夫は、大汗をかいて帰宅。私は冷房の効いた部屋で事務。夫婦とも毎年のように夏バテに悩まされます。予防できる漢方があれば教えて下さい。(30歳・女性)

 夏バテには大きく分けて2つのタイプがあります。

 ご主人は、大量の発汗で体液だけでなく、体力(気=エネルギー)も消耗しています。気を消耗すると心臓の機能も弱まり、さらに発汗で血液が濃くなっているので要注意。このような体の中がカラカラ状態の夏バテタイプの人には“飲む点滴”ともいわれる生脈散(商品名:麦味参顆粒)がお薦めです。

 また、ゴルフや野球、サッカーの練習などのときは、スポーツ飲料に麦味参顆粒を数包溶かして飲んでいると、持久力や成績がアップしたという面白い報告もあるほどです。

 一方、奥さんは、冷房の効いた部屋で冷えたドリンクや食べ物をつい口にしがち。このような人は、過剰な水分が代謝されず停滞し、食欲が落ち、体が重だるくなるジトジト状態の夏バテタイプ。このような人には、かっ香正気散(商品名:勝湿顆粒)がお薦め。重だるい体をスッキリとしてくれます。

 自分がどちらのタイプかを把握し、自分に合った漢方で予防し、夏の暑さを楽しんでください。分からないときは、まずは思い当たる方を飲んでみていただくと、どちらがスッキリと体調が良くなるか感じるはずです。私も山歩きの前は麦味参顆粒、ビールを飲む前は勝湿顆粒が欠かせません。