岡山ミニコミ: 248.スッキリ漢方!

 -何となく疲れが取れず、肩が凝り、最近は頭もスッキリしないのですが、病院の検査では異常はありません。効果的な薬がありますか。(50歳・男性)

 命にかかわる太い血管の循環を保つことは現代医学が非常に得意としていますが、全身の組織へ延びている毛細血管の流れに対しては、現代医学よりも漢方の方が得意とします。太い血管の異常は、検査で見つけられます。
 漢方には、お血(おけつ=血の滞り)という考えがあります。お血かどうかは、くすみ、しこり、痛みといった3大症状で総合判断します。身近な急性の循環障害を例に挙げれば、打撲による青あざには腫れ、痛みがあります。青あざに対して現代医学ではこれといった治療法はなく、湿布で冷やすか痛み止めを飲む程度ですが、漢方の「活血化お」という薬なら驚くほどよく解消されます。
 活血化お(微小循環改善)薬の中で、特に研究が進んでいるのがシソ科の丹参(たんじん)を主成分とする冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。薬理学的には血流量を増加し、血液粘度を下げ血管を拡張させることから、脳血管障害や心臓病、高血圧症の治療に用いられます。これが検査で異常とならない段階の微小循環障害も改善してくれるため、飲み続けると肩もスッキリ、頭もスッキリ、そして体の老廃物も排出して体が軽くスッキリします。

岡山ミニコミ: 247.抜け毛が気になる時に飲む漢方!

-秋だから?最近、抜け毛が気になります。漢方で防げますか?

「髪は女の命」といいますが、最近、脱毛に悩む女性が増えてきました。特にステイホームでストレス溜まったり、オンラインで目を酷使することが増えています。
普通、私たちの毛髪は6年周期で生え替わっていますが、これをコントロールしているのは男性ホルモン(女性にもあります)と毛母細胞の栄養状態。これに強く影響を与えるのがストレスだといわれています。1日60本程度の脱毛は正常の範囲内で心配はありませんが、これより大幅に多かったり、細く短い毛まで抜けるようなら問題です。
中国医学では、髪は「腎の華」「血の余り」といいます。つまり急に脱毛したり、年齢に不相応に白髪が増えた場合は、「腎」の機能低下や血液不足、血液の循環不良などを疑います。
また、ストレスが増えると「肝」に負担がかかり、その結果、お血(血液の滞り、汚れ)が生じ、髪の毛にゆきわたる栄養や酸素が不足して脱毛や白髪が増えると考えます。漢方では「腎」を強化し「血」を補う参茸補血丸(さんじょうほけつがん)、ストレスが強い方は逍遥散(しょうようさん)を併用します。
さらに、冷えや生理血の量の少ない人は、「血」を作る作用の強い婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)、頭痛、肩こりがあり生理血にレバー状の塊がある人は、血の流れをよくする冠元顆粒(かんげんかりゅう)などを併用するとよいでしょう。また、黒ゴマ、黒豆、くるみ、ドライフルーツ、緑黄色野菜、海草などの食品は髪に良いだけでなく、皮膚の老化防止にも役立ちます。

岡山ミニコミ: 246.気象病対策の漢方

―雨の前に頭が重く、季節の変わり目には、すぐ体調を崩してしいます。どんな対策がありますか。(48歳・女性)

 最近、”気象病”という言葉をよく聞きます。“気候”の変化によって引き起こされるさまざまな症状の総称で、「低気圧が近づくと頭痛がする」「気圧や気温の変化が激しい秋は体調を崩しやすい」など訴えはさまざまです。日本では1000万人ほど悩んでいる人がいると言われています。
 漢方では自然界の気候変化を五気(風・暑・湿・燥・寒)といい、四季に応じていれば良いのですが、季節に外れて悪者(邪気)になることがあります。この邪気から体を守るのが衛気(えき)。衛気とは、〝気〟の一種で、汗腺の開閉をコントロールし、現代で言う大切な抵抗力や免疫機能を指します。
 この衛気を強める漢方が「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」です。皮膚や粘膜のバリア機能を高める作用があります。気象病はもちろん、「秋も花粉症に悩まされる」「汗をかいたらすぐ体が冷える」という人にも効果的です。飲みやすい顆粒で手軽に服用できます。漢方が苦手という人は、母乳由来の「L・ロイテリ菌で腸管免疫アップをお勧めしています。
 雨の前に頭が重いときは、五苓散(ごれいさん)を天気が崩れる1.2日前から飲むようにするとよいでしょう。

岡山ミニコミ: 245.こむら返りに水なしで飲める漢方ゼリー!

―秋に久しぶりのマラソン大会があり、練習を始めたのですが、ジョギング中やその後のこむら返りが心配です。(40歳・女性)

今年はこむら返り対策の漢方の購入者がが増えています。
運動した後などに突然こむら返りを起こした経験を持つ人は少なからずいるようです。原因の一つは、発汗による体液バランスの崩れだともいわれています。「ジョギング中のこむら返りはとても辛かった」という話も聞きます。
こむら返りにとても有効な漢方が、病院でもよく処方される「芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)」。夜間にこむら返りを起こす人は寝る前、ジョギング前と途中につりそうになっても用いますが、起こってからでもすぐに飲むと楽になるのが早いとも。
芍薬甘草湯は、いつでもどこでも水無しで飲めるゼリー状のものが再発売されました。夜中など、いつ起こるか分からないという人には、このゼリータイプが重宝しますよ。
併せて備えたいのが、まだまだ熱中症対策。アスリートや登山者、屋外で長時間労働する人にうってつけの「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」は、体力を補い、体液のバランスの崩れを防ぐためにお勧めです。ポケットに芍薬甘草湯ゼリーを携帯し、麦味参顆粒で熱中症・疲労対策をしてはいかがでしょう。

岡山ミニコミ: 244.夏の感染症対策も漢方で!

―コロナはまだまだ落ち着きませんが、海にプールにといつもの夏が戻ってきて、他の感染症も心配です。(40歳・女性)

 夏時期の感染症はいろいろあります。手足口病は、口の中や手、足などに水疱(すいほう)性の発疹(ほっしん)が出る、ウイルス感染。プール熱は、咽頭(いんとう)結膜熱という感染力の強いアデノウイルスが原因です。プールで泳いだり、水遊びをしたりした5、6日後、40℃近い高熱、のどの痛み、目の充血、下痢などの症状が出ます。いずれも夏かぜの代表的な感染症といえるでしょう。
 漢方の対処法としては、初期の目の充血やのど痛に「銀翹散」、下痢や嘔吐には「勝湿(しょうしつ)顆粒」と抗ウイル津作用を持つ板藍根(ばんらんこん)の併用をお勧めします。
 また、水いぼは、伝染性軟属腫というウイルス感染の一種。ハトムギ(医薬品ではヨクイニン)板藍根の組み合わせが第一選択だと思います。
 細菌やウイルス対策で重要なのは予防。外から帰ったり、トイレから出たらまずは手洗い。そして、抗ウイルス作用のある「板藍根(ばんらんこん)のお茶」によるうがい習慣を。また、体質強化のためには「衛益(えいえき)顆粒」やL.ロイテリ菌も効果的です。ただし、症状が強いときは、すぐにかかりつけの医療機関を受診しましょう。

岡山ミニコミ: 243.歯周病に効くお勧めの漢方とは・・・

歯周病が認知症やガンと関係ある?歯周病に効く漢方はありますか(50歳代女性)

“国民皆歯科健診”の話題から、口腔と全身の健康のかかわりが注目されています。たとえば、歯周病を予防することで、糖尿病や脳梗塞、認知症やガンなどの予防につながるというものです。
「腸内フローラ」という言葉はよく耳にすると思いますが、これは腸内細菌叢と呼ばれる腸内細菌の集合体を指すものですが、口の中でも無数の細菌がバランスよく保たれた環境、すなわち「口内フローラ」が存在します。その環境が乱れると歯周病を発症するだけでなく、口腔内に出来た傷口から細菌がそのまま血管に入り込み、全身に巡り動脈硬化を引き起こし様々な疾患の発症に関係することが分ってきました。それだけ口腔ケアが大切ということです。
歯周病に効く漢方ということですが、急性の歯周病には桂枝五物湯(けいしごもつとう)を、慢性化したものには甘露飲(かんろいん)を使いますが、ただ大切なのは平素からの口腔ケアです。
歯磨きでは、植物由来天然成分マスティック(地中海自生の樹木樹液)配合のデンタルジェルが口の中がサッパリすると好評です。
そして当薬局では、口内フローラと腸内フローラを改善する乳酸菌のL.ロイテリ菌をお勧めしています。もともと母乳の中に存在し、母乳から体内に入って定着するもので、口内(感染の第一防衛線)と腸管(免疫強化)の菌質改善をします。感染症・アレルギー対策でお勧めしているのですが、実は歯科医院での採用が急増している乳酸菌です。感染症・アレルギー対策、そして口腔ケアから血栓対策にまで役立つということで、微小循環改善漢方の冠元顆粒とともにお勧めしています。
・糖尿が気になれば血流改善!
・太りたくなければ血流改善!
・ボケたくなければ血流改善!

岡山ミニコミ: 242.山やライブに行く前にお勧めの漢方とは・・・

さー、これから遊びに行くぞー、ライブに行くぞー、山に行くぞーというときの漢方は(40歳代女性)

 緊急事態宣言も蔓延防止もない、久しぶりのGWが終わりましたね。ただ、心配なのは巣ごもり生活から解放されてすぐに、過度の運動や直射日光にさらされることです。汗をかくことに慣れていない体は悲鳴を上げてしまいます。

“激しいライブでも、腰掛けることなく立ちっぱなし。翌日、会社に元気で出勤・・・”コロナ前にツイッターで話題になった漢方があります。ライブ前1包飲んで準備、持ち込みドリンクに1包溶かしてサポート、終了後はとどめの1包でケア・・だそうです。

麦味参顆粒は別名”飲む点滴”といわれ、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)、体液を作り、漏れを防ぎ、疲労物質の乳酸を分解して疲労回復させる働きの麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)の3種で構成された飲みやすい顆粒の漢方薬です。スポーツドリンクや麦茶に溶かして気軽に補給できます。

ライブに出かける若者だけでなく、真夏の部活→熱中症にならない 庭の草むしり→夜足がつらなかった 山登り→靴ひもを結ぶときに飲んでおくと息切れ少ない ランニング→胃が痛まず快調に距離をのばした そして炎天下の仕事→のどの渇き方が全然違う、など多くの感想が寄せられて、年齢を問わずファンが多い漢方です。今から準備しておきましょう。

岡山ミニコミ: 241.五月病に使われる漢方とは・・・

-今春、新社会人として就職しましたが、緊張の連続で胃腸の具合が悪く、お腹が張り、困ったことにガスも頻繁です。(20歳・男性)
この時期、新人社員や新入生などによく見られるのが、環境の変化に心身がついていけない「五月病」。
 新しい職場になじめないストレスで肝の気が停滞し、高ぶる人がいます。若い人や体力のある人に多くみられ、イライラしたり、怒りっぽくなったり、攻撃的な精神状態になりやすいこともあります。消化器系にも異常が現れ、胃やわき腹が痛む、ガスがたまり腹が張る、下痢や便秘をする、残便感が取れない―といった症状も現れます。
 こうした場合、まずは、うっ滞した気の流れをスムーズに流すことで胃腸の機能を調整することが先決。漢方薬の「開気丸」をおすすめします。開気丸には、芳香性の揮発性成分を含む生薬が多く配合されています。木香(もっこう)、枳穀(きこく)、厚朴(こうぼく)、陳皮などは、うっ滞した気をスムーズに流すことで胃腸の働きを整え、腸内のガスを取り除く作用があります。また、開気丸はその名の通り、うっ積した気を開くもの。ストレスと緊張が多い職場に勤める人にはスッキリ〝パワー〟を与えてくれるでしょう。さらに、香りのある野菜(シソ・セロリなど)を加熱せずに食卓に取り入れましょう

岡山ミニコミ: 240.枸杞(ゴジベリー)とは・・・

最近話題のクコの実(ゴジベリー)は漢方ですか?(40歳代女性)

杏仁豆腐の上の赤い実と言うと、すぐわかると思います。これがクコの実です。
ゴジベリーとも呼ばれ、健康食材として最近特に親しまれていますが、漢方では枸杞子(くこし)として、長い歴史の中で、薬効(滋補肝腎・明目)を持つものとされてきました。葉は枸杞葉、根は地骨皮としてすべてが有用な働きを持ちます。
ただ、甘く美味しい実は、オンライン・スマホ時代のスーパーフードとして、手軽に取り入れていきたいものです。
○目の疲れ、乾き ○肝臓の疲れ ○お肌の疲れ ○全身の疲れ にお勧めです。

日本の植物分類学の父と言われる牧野富太郎博士は「長生きしたければ枸杞を食え」と書いて自室に掲げていました。
美味しく食べるためには、最高位の品質を意味する貢果枸杞(こうかくこ)が、大粒でお勧めです。1日10粒で十分ですが、甘さもコクも濃縮されていて、つい食べ過ぎてしまいます。
また、果汁100%のクコジュースは、原液のままでも、枸杞オレンジジュース・ホット枸杞ネード・スムージーでも楽しめます。

岡山ミニコミ: 239.花粉症シーズンを乗り切るには・・・

今年は花粉の飛散が多いとのこと。マスク生活に慣れましたが、マスクしていても昨年は辛かったです。色々な方法でシーズン乗り切りたいです。(30歳・女性)

 花粉をはじめ、ウイルスや細菌などは、体に襲いかかる外敵。これを防ぐために私たちの体には皮膚や粘膜にバリアーが張りめぐらされています。
 バリアーの弱い人は、風邪をひきやすく、こじらせやすく、温度変化に弱いため季節の変わり目に体調を崩しがちになります。このバリアー機能を高め、免疫力を調整する代表的な植物が黄耆(おうぎ)です。
 黄耆には免疫力を高めるだけでなく、過剰な反応は抑えて正常に戻す働きがあるので花粉症の体質改善にも役立ちます。黄耆が主成分でバリアー機能を高める働きがある「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」商品名「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」がお勧めです。 シーズンに入ったら小青竜湯や麻黄附子細辛湯などの鼻炎漢方と併用します。また、「漢方は苦手」という人や子どもさんには、L・ロイテリ菌などの乳酸菌の摂取から始めてはいかがでしょう。さまざまな医療・医薬の分野で注目されるL・ロイテリ菌は、母乳由来で、腸内環境を改善し、〝腸管免疫〟を向上させてくれるので感染対策とともにアレルギー体質改善につながります。