岡山ミニコミ:
173.今夏は暑い!熱中症対策は漢方で
―耐えがたい真夏日、猛暑日がもうすぐやってきます。外回りの多い営業織の夫、遊びに夢中になる子どもたちの熱中症が心配です。今から取り入れられる漢方はありますか。(50歳・女性)
屋外で長時間仕事をする人だけでなく、高齢者や糖尿病など持病のある人は、室内にいても熱中症の危険があるだけに注意が必要です。炎天下での庭仕事やゴルフのお父さん、野球、サッカー練習中の子どもたちが突然倒れたという話を聞きますが、外出前に「麦味参(ばくみさん)顆粒」を1包飲んでおくことが熱中症対策になります。スポーツドリンクに数包溶かして持ち歩いている人もいます。働き盛りの人は、微小循環改善作用のある「冠元(かんげん)顆粒」も併せて使います。
麦味参顆粒は、人参(にんじん)、麦門冬(ばくもんどう)、五味子(ごみし)の3種で構成された薬。人参には汗とともに失われた体力(気=エネルギー)を補い、心臓機能を高める作用があり、麦門冬、五味子には津液(しんえき)という体内で有用な水分を作り出す作用があります。麦味参顆粒と冠元顆粒は中国漢方でも最も強力な組み合わせといえるでしょう。
普段の生活に漢方を取り入れて家族みんな、今夏も元気に乗り切ってください。
岡山ミニコミ:
172.梅雨時の痛み・だるさに効く漢方!
―梅雨の時季を迎えると神経痛が出ます。また何となく体がだるく、胃腸の調子も優れず憂うつです。良い漢方はありますか。(52歳・女性)
7月にかけて、猛暑日があったり、逆に長雨で予期せず冷える日も訪れ、「痛くて歩けないし座れない」「外出できないので気がめいる」など、関節痛や神経痛に悩む人が増えてきます。
〝独りで歩ける〟という名の「独歩顆粒」は、痛みやしびれに効果的な中国漢方です。
16種類の生薬(しょうやく)からなる漢方で、リウマチや慢性関節炎、五十肩、腰痛、座骨神経痛などの痛み、しびれに使用され、特に慢性化した人や使い痛み、冷えたとき、雨が降る前、または老化による痛みやだるさにも奏効します。
また、この時期は冷たい食べ物が多くなり、体内の水分が代謝されずに停滞し、濁った湿気の湿濁(しつだく)が体内にたまることで、胃腸の働きが鈍ることもあります。
栄養も吸収できず新陳代謝が低下し、夏バテとなってしまいます。この湿濁を取り除き、新陳代謝を活発にするのが「勝湿(しょうしつ)顆粒」の名で知られる「かっ香(かっこう)正気散」です。中国では夏の常備薬としてポピュラーです。
湿度コントロールと体温調整をして梅雨を上手に乗り越えてください。
岡山ミニコミ:
171.シミやシワの原因は血管力の低下!
―「体内年齢」の測定をしたらなんと「90歳超」の数値。普段から元気なので気にしていませんが、「血管年齢」や「血管力」は、若さと美容に関係すると聞いて、とても気になっています。血管力を高める漢方があれば教えてください。(50歳・女性)
このところのテレビや雑誌などでは「化粧品メーカー各社も注目の血管力」とか「肌の状態は皮膚でなく毛細血管に左右される」などと頻繁に取り上げています。
命を左右する太い血管の循環を保つことは現代医学が得意なのに対し、毛細血管の流れに関しては漢方の方が得意といえます。地球2週半もの長さの血管が全身の細胞に酸素と栄養を運び、老廃物を持ち帰っています。
そして、肌の中にはコラーゲンを生成する繊維芽細胞があり、この細胞に栄養がたどり着かないとコラーゲン生成能力が衰え、その結果、肌は弾力を失い、劣化してシミやシワにつながります。
漢方薬には、活血薬というものがあります。肩凝り、頭痛などの改善と共に微小循環障害の改善に役立つ丹参(たんじん)を主成分とする「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」
がその一つ。
外からのスキンケアだけでなく、血管力を高めて健康長寿に若さと美しさをプラスしましょう。
岡山ミニコミ:
170.健康と美しさをサポートする漢方!
―暖かくなり、薄着での外出が増えると気になるのがボディーライン。新しい出会いも多い時季だけに、スタイルを変えて好印象をアピールしたいと思っています。ダイエットをサポートしてくれる漢方を教えてください。(35歳・女性)
以前、テレビで「メタボリックシンドロームには杜仲茶(とちゅうちゃ)がいい」と紹介され、当薬局にも問い合わせが殺到しました。
メタボリックシンドロームは糖尿病、高血圧、高脂血症などの危険因子を併せ持っている内臓脂肪型肥満の人を指しますが、脂肪過多症の人のサポート漢方としては、家畜に与えるとやせてしまうという痩羊草(そうようそう)が入った「三爽茶(さんそうちゃ)」がおすすめです。また、お酒や甘いもの、脂っこいものが好きな人には「温胆湯(うんたんとう)」、消化を助ける「晶三仙(しょうさんせん)」が適しています。さらに、最近は腸内環境が注目され乳酸菌のL・ロイテリ菌は〝脂を食べる乳酸菌〟として体重増加の抑制効果があるとされています。
思うようにやせられないと悩んでいるなら、試す価値はあるでしょう。ただし、大切なのは自分の健康状態を自覚し、食生活と適度な運動を常に意識し、漢方を上手に取り入れることです。
岡山ミニコミ:
169.鼻水止まらない。目が痒い!
―やっと温かくなってきたと思った途端、ここ1、2年出てなかった花粉症に襲われています。
鼻水、鼻づまり、目の痒(かゆ)み…。元気が出ません。よく効く漢方薬はありますか。(25歳・女性)
普段の生活に支障が出るほど花粉症がひどい人にとっては、花粉が多く飛散する時季をいかに乗り切るか、苦労しますね。体質改善を進めながらオーダーメードの治療を行うのが漢方スタイル。花粉症の症状別にみると、タイプは大きく2つに分けられます。
大量の水鼻、くしゃみ、涙目の人を「寒証」(寒体質)と呼び、水鼻を止めたい人には、まず小青竜湯(しょうせいりゅうとう)をお勧めします。それでも症状が止まらなければ麻黄附子細辛湯(まおうぶしさいしんとう)を用います。
目の痒みや充血、黄色の粘ついた鼻水の人は「熱証」(熱体質)です。痒みや目の充血には風邪ののど痛に使う銀翹散(ぎんぎょうさん)、充血や腫(は)れが強いときは越婢加朮湯(えっぴかじゅつとう)を用います。
寒と熱が混在することも多く、そのときは症状の強弱により併用するとよいでしょう。
漢方の花粉症対策は、眠くなったり口が渇いたりすることはありません。服用する際は専門家に相談してください。
岡山ミニコミ:
168.〝美容の女王〟と呼ばれる漢方!
―年間を通して最も厳しい寒さを感じる2月、冷え性の私は毎晩、寒くて寝付けない状態が続いています。しかも、乾燥肌で肌ケアをするのも大変。漢方を試してみたいのですが、よく効く薬はありますか。(33歳・女性)
冷え性で、しかも乾燥肌に悩んでおられるとのことですが、健康で美しくありたい女性に適した漢方としては「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」をよく使います。 主成分の当帰とは、女性の体に欠かせない生薬(しょうやく)として知られるセリ科の植物です。
中国漢方の冷え対策は、血液循環を良くし、全身の陽気(エネルギー)を高め、血液の量を増やすことです。その点、当帰は血を補ってくれるので、月経不順はもちろん、貧血、シミや乾燥肌の緩和、肌や髪の毛をみずみずしく保ち、美しさを引き出してくれるなどの効果も期待できます。中国では、当帰を飲む習慣がある揚子江中流周辺の女性の肌がとてもキレイだといわれ、納得できる話だと思います。生理で血を失う女性にとって、当帰は〝女性の宝・美容の女王〟とも呼ばれます。
この「婦宝当帰膠」は、飲みやすいシロップ状で、お湯で薄めて飲んだり、紅茶に入れたりしてもOK。 「飲んですぐに体が温まるのを実感できる」と喜ばれています。
岡山ミニコミ:
167.感染症も花粉症も腸内改善を!
―小学生の娘は、毎年のように冬は風邪をひき、春は花粉症に悩まされています。一度、漢方を試してみたいのですが、嫌がって飲んでくれません。良い方法はないでしょうか。(40歳・女性)
お子さんの健康管理、お母さんの苦労をお察しします。ご質問の内容からアドバイスしたいのは、お子さんの食生活を総点検して〝腸内改善〟してみることです。
アイスクリームや冷たいジュース、甘いスナック菓子、乳製品を含む脂ものなどを好んで食べていませんか。これらの〝冷生甘脂”を控えて腸内の善玉菌を増やし、腸管免疫力を向上することが体質改善につながります。
漢方が苦手とのことですが、さまざまな医療、医薬分野で注目されている乳酸菌の「L・ロイテリ菌」を試してみませんか。母乳由来で、本来お母さんから与えられる自然の力(先天の気)が備わっているだけでなく、口内(感染の第一防衛線)と腸管に生きて定着し、菌質を改善してくれます。 1日1粒、幼児から高齢の方まで摂取できる手軽さも喜ばれています。
習慣をすぐに変えることは難しいものですが、漢方の効果を少量・短期間で発揮するためにも「L・ロイテリ菌」をお試しください。風邪シーズンの今から、まずは春先までトライしてみましょう。
岡山ミニコミ:
166.〝藍〟のチカラで感染症対策を!
―今年から4種類のウイルス株が使用されるというインフルエンザワクチン。しかし、予防接種だけでは完全に防ぎきれないとも。受験生がいます。効果的な漢方はありませんか。(46歳・女性)
インフルエンザや風邪など多くの感染症を防ぐには、何より〝体の水際対策〟を講じることが大切です。マスク、手洗い、うがいプラス、効果的な漢方をとのことですので、「板藍根(ばんらんこん)」という薬草を用いる予防法を紹介します。板藍根は、アブラナ科・ホソバタイセイの根で、藍染め染料にも使われる植物。そもそも藍染めには、抗菌・防虫効果があることから、昔、武士が鎧 (よろい)の下に着ける肌着や、農家の人が履くモンペ素材にも使われていました。切り傷や虫刺されから身を守り、マムシなどを寄せ付けない効用があったともいわれています。
板藍根のお茶は、人込みへ出掛ける前に飲み、帰宅したらこのお茶でうがいをします。眠くならないので、受験生のお子さんや車を運転される人にもお勧めしています。
外出時には、板藍根エキスを練り込んだのどアメをバッグに携帯すると良いですね。規則正しい生活に努め、「うがい・手洗い・ばんらん茶」を心掛け、この季節を乗り切ってください。
岡山ミニコミ:
165.おなかスッキリ、ねむりグッスリ!
-実りの秋。美味しいものに、ついて手が伸びて家族みんな大食漢に変身。しかし、共働きで夕食時間がどうしても遅くなります。胃腸をサポートしてくれる漢方はない
ですか。(42歳・女性)
食べ過ぎ、飲み過ぎ、脂っこいものが大好きという人には、「焦三仙(しょうさんせん)」(商品名は晶三仙)という植物性酵素の漢方があります。
この漢方は麦芽、山楂子(さんざし)、神麹(しんぎく)からできたもので、麦芽はご飯や麺類などのでんぷん、山楂子は肉類などの脂っこいもの、神麹はお酒や宿食(未
消化の物) の消化を助け、おなかをスッキリさせる働きがあります。
また、胃だけでなく腸の働きもサポートしてくれます。特に夕食が8時以降になる人にはおすすめです。睡眠前に胃腸に残っている食べ物は思わぬ体の不調を招きます。睡眠のゴールデンタイム(午後10時~午前2時)に消化を終えていないと、大切な栄養を蓄えられませんし、腸内環境のバランスも崩してしまいます。寝付けない、ぐっすり眠れないという人は、夕食後に「焦三仙」2包を飲むと、おなかはスッキリで、睡眠が驚くほど改善し、ダイエットもサポートします。甘酸っぱい味で飲みやすく、携帯するにも便利です。
岡山ミニコミ:
164.冷え症、生理不順は漢方で対策を
-冷え性と生理不順で悩んでいます。友人に話すと「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」という漢方を薦められました。どんな効果が得られるのか、具体的に教えてください。(42歳・女性)
ご質問にある婦宝当帰膠は、美容と健康に人一倍気を使う人気雑誌のモデルさんが「婦宝当帰膠を飲んで肌の調子が良い」と掲載され、当薬局でも若い女性を中心に問い合わせの多い漢方薬です。
中国では、揚子江中流周辺の女性の肌は美しくキレイだといわれています。その地域の女性は当帰を飲む習慣があるようです。また、中国漢方では、肌がかさつく、髪がぱさつくなどの状態は、体の潤いの源である血液や体液を補うことが必要だと考えます。
婦宝当帰膠の主成分である当帰は、セリ科の植物。大切な血を補うので、月経不順や貧血、冷え、シミや乾燥肌の緩和、肌や髪の毛をみずみずしく保ち、女性本来の美しさを引き出すなどの効果も期待できるでしょう。
薬臭いのが苦手な方でも、黒糖の甘みを持つクセのないシロップ状ですからお湯で薄めて温かい状態でお飲みください。
「すぐに体が温まるのを実感できる」と皆さんから喜ばれています。貧血、生理痛、冷え性の方は一度お試しを。