岡山ミニコミ: 78.熱中症の予防に「麦味参顆粒」

-猛暑が続き、毎日炎天下で野球をする息子と、ゴルフに出掛ける主人が、熱中症で倒れないか心配です。(38歳・女性)
 夏休み真っただ中。未来のアスリートを目指して、太陽の下、練習に励んでいる子供も多いことでしょう。でも親御さんにしてみれば体調管理が気になるところ。
 炎天下で汗を大量にかくと、血液が濃くなって血流が悪くなったり、血の塊ができたりします。漢方では”汗は心の涙”といい、汗のかき過ぎは体液の消耗とともに心臓のエネルギーも失うと考えます。血液が詰まりやすくなっているところに、心臓の働きが低下するのですから、生命が危険にもさらされるというわけです。熱中症の予防に、水分の接収は確かに必要ですが、それだけでは不十分。ただ水分を取っているだけだと、食欲が減退したり、体が重く、だるくなったりします。
 そこでお勧めしたいのが、人参(にんじん)、麦門冬湯(ばくもんどう)、五味子(ごみし)の3種で構成され、”飲む点滴”といわれる漢方「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」。人参には汗とともに失われたエネルギーを補い、体力や心臓機能を高める作用、麦門冬、五味子には体液を作り、漏れを防ぐ作用があります。外出前に麦味参顆粒を1包飲み、また活動中にもスポーツ飲料に数包溶かして適宜飲むとよいでしょう。

岡山ミニコミ: 77.妊娠しやすい体をつくるには・・・

 特に異常が見つからないのに妊娠しない方には、中国漢方の「周期法」を紹介しています。これは、基礎体温表を見ながら月経の周期に合わせて漢方の組み合わせを変え、服用する方法。体調を整え受精しやすい健康な体をつくります。
服用するのは、
①月経時=子宮内の血液を体外に排出するのを助ける漢方
②低温期=卵巣内の卵子を育てるのを助ける漢方
③排卵期=卵子を排出、卵管を通じて子宮内に送り込み、卵子を受精可能な状態に育てるのを助ける漢方
④高温期=受精卵を子宮内に着床させ、妊娠を継続するのを助ける漢方
 ただし周期法は、月経周期がある程度正常な方が対象なので、生理不順、子宮内膜症、子宮筋腫の方は月経周期の改善後に移行するとよいでしょう。
 また、授乳期に分泌されるはずの催乳ホルモンのプロラクチンが妊娠していない女性で増えることがあります。通常、プララクチンは授乳期に妊娠しないように働くもの。高プロラクチンにより、妊娠しにくくなっている人には麦芽がお勧めです。麦芽は、以前は漢方では授乳を中断するときに使われていましたが、妊娠しやすい体づくりにも役立ちます。炒(い)った麦芽を煎(せん)じて服用するとよいでしょう。

岡山ミニコミ: 76.精子を元気にするには・・・

ー結婚して2年。なかなか妊娠しないので婦人科を受診しましたが、特に異常は見つかりませんでした。(30歳・女性)
 当薬局にも妊娠を希望される女性がよく相談にいらっしゃいますが、不妊の半数近くは男性側にも原因がある(男性不妊)といわれています。明治時代と比較して、精子数は半分ほどに減っているという説もあるほど、今、男性の精子に元気がなくなってきています(精力減退)。
 精巣が精子を作り出すには、体温より数度低い状態が最適。しかし最近はやりのぴったりとしたブリーフやジーンズは、熱がこもるので精巣の温度を上げてしまいます。子供が欲しいと思われているなら、”ふんどし”とまでは言いませんが、風通しのよい服装がいいでしょう。下着はブリーフよりもトランクスがお勧め。そして、熱い温度での入浴やサウナは控え、タバコをやめ、お酒の飲み過ぎには注意してください。またインスタント食品やジャンクフードばかりの食事だと、性機能にとって大切なミネラルの亜鉛やセレンが不足してしまいます。
 そこで、男性で精子を強くしたい方、女性で卵子の質を良くしたい方にお勧めなのが「海精宝」。中国の有名な漢方薬「聚精丸(じゅせいがん)」を改良し、精子に元気を与える食材として中国薬膳料理に使われるニベ科の魚の浮き袋「魚鰾(ぎょひょう)」を中心に、枸杞子(くこし)、沙苑子(しゃえんし)、酒黄精、マカの5種類を配合したもので、飲みやすい粒状になっています。

岡山ミニコミ: 75.紫外線対策②

 4月下旬から、急に日差しが強くなってきましたね。紫外線による肌トラブルに悩む女性にお勧めしたいのが、前回の「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」と並んで、肌を元気にする効果が期待できる「沙棘(サージ)」。「サジー」「ゴールデンベリー」の呼び名を持つ沙棘は、中国の四川・華北省の奥地に自生するグミ科の植物です。厳しい環境下でも育つことから、「生命の果実」「砂漠の人参(にんじん)」とも呼ばれ、昔からチベット医学やモンゴル医学で利用されてきました。
 果実から取れる真っ赤な油は”美肌油”の別名を持ち、肌の再生を促します。果実植物トップクラスのビタミンEや野菜の数倍のβ-カロチン、不飽和脂肪酸を含有。強い抗酸化作用があり、肌の老化の原因となる体のサビを防いでくれますよ。さらにこの油は飲んでも縫ってもOK。中国では潰瘍(かいよう)や色素沈着にも応用されています。油だけでなく、果汁エキスには、美白効果・美容効果が期待できるビタミンC、アミノ酸、ミネラルが高濃度に含まれ、果皮・果肉は、血液の循環を促すフラボノイドが豊富。まさにどの部分も体に良い、夢のような植物です。
 肌に塗るクリーム状の「セ・サージ」、服用する「紅沙棘」「沙棘精」など、いろいろなタイプがあるのでぜひお試しください。

岡山ミニコミ: 74.紫外線対策①

-そろそろ紫外線が気になる季節。お肌の曲がり角を迎え、今年は特に気を付けてケアしたいと思っています。私は肌がとても弱いのですが、お勧めの漢方はありますか。(25歳・女性)

 お花見を楽しみながらも、気になるのは紫外線。帽子に手袋、パラソル姿の女性が目立つようになってきました。
 まず今回は「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/(ふほうとうきこう)」についてお話しましょう。美容と健康に気を使うモデルさんにも人気、当薬局でも若い女性を中心に問い合わせの多い漢方です。
 シミやシワ、カサつきなど肌の老化の原因になる紫外線。中国漢方では、ダメージを受けてカサついた肌には、体の潤いの源である血液や体液を補うことが必要だと考えます。”女性の宝”といわれる薬草「当帰」をふんだんに含むhttps://www.futabakanpo.co.jp/posts/は、女性にとって大切な血を補い、月経不順、貧血、冷え、シミなどを緩和。肌や髪の毛の潤いを取り戻し、女性本来の美しさを引き出してくれますよ。
 クセのないシロップ状なので、お湯や紅茶で薄めて飲んでもOK。「飲んですぐに体が温まるのを実感できる」と皆さんに喜ばれています。”美肌油”と呼ばれるグミ科の植物「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/を併用すると、さらに効果が期待できますよ。
 次回はこのhttps://www.futabakanpo.co.jp/posts/について詳しく説明します。

岡山ミニコミ: 73.体質別の花粉症対策

ー花粉症の症状が出始めました。妊婦なので、できるだけ薬を飲みたくありません。よい漢方があれば教えてください。(28歳・女性)
 まず、漢方もお薬だということだけは、しっかり認識しておきましょう。服用に際しては、きちんと専門家に相談することが大切です。
 花粉症は、症状が出てしまってからは抑えることが優先。眠気も出ず、妊婦さんでも安心して服用できる漢方を、体質別にいくつか紹介します。
 漢方では「寒体質」と「熱体質」に分けてオーダーメードの治療を行います。水っぽい鼻汁が多い、鼻が詰まる、くしゃみが出る、のどの痛みはなく目も赤くない人は寒体質。このタイプには、最もポピュラーな鼻炎の漢方「小青竜湯(しょうせいりゅうとう)」が良いでしょう。涙目、くしゃみ、鼻汁、タンや鼻詰まりなどの症状を改善し、体を温め乾燥させる効果があります。前回の「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/(えいえきかりゅう)」を組み合わせるとさらに効果的。https://www.futabakanpo.co.jp/posts/は胎児を安定させる作用も併せ持ちます。また体が熱っぽく、目・鼻・のどの粘膜が腫れ、目がかゆく、鼻汁も黄色く粘ついている「熱体質」の人には、風邪薬としても使う「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/(てんしんかんぼうへん)」がお勧め。
 そのほか、一時話題になった「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/(てんちゃ)」を飲んでいる人も多いと思いますが、商品によって品質に差があるので詳しくはご相談ください。
 外出の際のマスクなど、基本的な対策をしっかり取って、花粉の季節を突破しましょう。

岡山ミニコミ: 72.花粉症対策は今から

-テレビでhttps://www.futabakanpo.co.jp/posts/のCMが始まり、花粉飛散のシーンを見るだけで鼻がムズムズしてきます。漢方でも予防できるのでしょうか。(32歳・女性)
今年も花粉症のシーズンがやってきました。花粉症の人は心構えがあると思いますが、そうでない人も突然発症する場合があるので、注意が必要です。
 前回の感染症対策でもお話しましたが、ウイルスや細菌、花粉などは、体に襲いかかる外敵。これを防ぐために、私たちの体には皮膚や粘膜に「バリア」が張りめぐらされています。バリアの弱い人は、風邪をひきやすく、こじらせやすく、また温度変化に弱いため、季節の変わり目に体調を崩しがちになります。
 このバリア機能を高め、免疫力を調整する代表的な植物が「黄耆(おうぎ)」。免疫力が低下すると風邪をひきやすくなり、逆に過剰になると、花粉症などのアレルギー反応を引き起こします。黄耆には免疫力を高めるだけでなく、過剰な反応は抑え、正常に戻す働きがあるので、風邪予防はもちろん花粉症の体質改善にも役立ちます。花粉症の予防には、黄耆が主成分でバリア機能を高める働きがある「玉屏風散(ぎょくへいふうさん)」がお勧め。飲んでも眠くなりません。日本では、玉屏風散は「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」の名前で販売されています。

岡山ミニコミ: 71.三重の防衛体制で風邪を撃退

 前回、https://www.futabakanpo.co.jp/posts/で風邪の予防をーと書きましたが、もちろんこれだけでは万全ではありません。次に紹介する三重の防衛体制で、風邪やインフルエンザを撃退しましょう。
 まず、風邪を引かない、引いても早く治すためには免疫力を高めることが大切。風邪を泥棒に例えると、免疫力はカギのかかる家のようなものです。でも、どんなにしっかり守っていても、大勢のプロ集団にかかったら大変。そこで、より守りの堅い家にリフォームするために、粘膜のバリアー機能を高めるオウギの入った「玉屏風散(https://www.futabakanpo.co.jp/posts/)」の服用をお勧めします。
 続いて、泥棒が近くにいるのが分かったら、泥棒を退治する警察「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」の出番。お子さんからお年寄りまで飲めるこのお茶が活躍します。病院や市販の風邪薬は、泥棒が家に入って初めて活躍しますが、漢方は危機管理の防犯対策。外から帰ったら、うがい、手洗い、そしてhttps://www.futabakanpo.co.jp/posts/を飲んでおけば、玄関先で泥棒を逮捕できるというわけです。
 それでも逃げ延びた泥棒が”寒気”の扉から入ってきたら「葛根湯」、”のど痛・熱”なら「銀翹散(ぎんぎょうさん)」、”むかつき・下痢”なら「かっ香正気散」という風に、症状に応じて3つの漢方薬をできるだけ早く併用すること。以上、三重の防衛体制で戦い、風邪を追い出しましょう。

岡山ミニコミ: 70.うがい・手洗い・板藍茶で予防を

ー今年はインフルエンザの流行が早まっていると聞きました。でも治療薬のタミフルは、服用後の異常行動との関連で、未成年への処方が控えられているそうですね。受験生の子供がいるので心配です。(37歳・女性)

 「タミフルの異常行動」についてはさまざまな見解がありますが、テレビなどの報道を見て気にされている方は多いでしょう。タミフルは、トウシキミの果実の成分を原料に製造されている薬です。実は、中華料理の香辛料としておなじみの八角は、トウシキミの果実を乾燥させたもの。もちろん、八角を食べたからといって、インフルエンザに効くわけではないのでお間違いなく。
 風邪などのウイルス性の感染症は、かかってから薬で対処するのが一般的ですが、かからないように前もって予防策をとるのが中国漢方。風邪やインフルエンザの予防には、アブラナ科・ホソバタイセイの根が原料の「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」を飲み、このお茶でうがいをします。https://www.futabakanpo.co.jp/posts/は飲んでも眠くならないので、車の運転や勉強にも支障がありません。外出時の人ごみで役立つ、エキスを練りこんだのどアメもありますよ。今年も”うがい・手洗い・https://www.futabakanpo.co.jp/posts/”で、しっかりとした予防を行いましょう。

岡山ミニコミ: 69.腰・背中の痛み、関節痛に独歩丸

ー冷えてくると、ひざ関節がうずきだします。腰や背中の痛みもあり、外出するのもままなりません。何か良い漢方はありませんか?(62歳・女性)

 冬場や雨の日には、冷えと湿気によって、腰・背中の痛み、関節痛、下肢のしびれが悪化しやすくなります。それらの症状を緩和してくれる漢方が、「独活(どっかつ)」を主に、16種類の植物性生薬を配合した「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/(どっぽがん)」。消炎、鎮痛と関係したホルモン分泌を促す腎機能を高める働きがあります。
 独活は、山菜としておなじみのウドのこと。大きいばかりで役に立たないものの代名詞のようにいわれていますが、薬用としては有用で、根茎部は古くから漢方薬として使われているんですよ。文字通り、”いつまでも独(ひと)りで歩きたい”という願いをかなえる、心強い味方になってくれるでしょう。
 また、日本でも最近注目されだしましたが、中国では、リウマチの治療に食用アリの漢方薬をよく使います。アリは、亜鉛・カルシウムなどのミネラルやアミノ酸を豊富に含み、優れた抗炎症・鎮痛作用が。薬用として養殖された黒アリに、ハトムギなどの植物成分を配合した「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」という錠剤タイプの漢方があるので、試してみてはいかがですか。