岡山ミニコミ: 太りたくても太れなく悩んでいます。

悩みは人さまざまです。水を飲んでも太るという人から見ればうらやましい話ですが、それなりに深刻です。原因として考えられるのは、①神経質②食が細い③運動量が多すぎる④何か病気がある、などです。今回は、①と②を中心にお話しましょう。
まず、太れない人に多いのが、①のように交感神経緊張タイプの人が多いようです。このタイプは脂肪の燃焼速度が速いと言われ、活動的で何を食べても太れません。中国漢方では、このようなタイプを「陰虚(いんきょ=体液が不足傾向)」といいます。イライラ、不眠、のぼせなどが見られることが多く、「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」で陰虚を改善し、神経のバランスを調える「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」などを併用します。食卓には、シソやタマネギ、ニンニクなど香りのある食材をうまく取り入れるようにしましょう。
また、食が細く、食べたものを身につける力が弱い②のタイプは、「気虚(ききょ=エネルギー不足)」といいます。食べてもすぐお腹がはったり、下痢しやすかったり、疲れやすかったりします。これは消火器系、呼吸器系の機能が落ちていますから、「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」や「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」などで、機能改善を行います。
また、このタイプには、良質アミノ酸製剤やローヤルゼリーなどで直接栄養を補給することも効果的です。

岡山ミニコミ: 痔(じ)の出血がひどくなり困っています

 痔の痛みと出血に悩む日本人は、成人以上で3人に1人とも、2人ともいわれています。座り仕事の人、出産後の女性、そして相談の方ように飲む機会が多いサラリーマンなどが目立ちます。我慢しがちで、悪化してから病院に駆け込むのは、日本も中国も同じ。ただ、日本で痔の薬といえば軟みうや座薬ですが、中国ではまず飲み薬です。

 痔の原因はいろいろありますが、漢方では一般的に「湿熱(熱性の水分代謝障害)」が原因と考えます。食べ過ぎ、飲み過ぎなどによって大腸、肛門の周辺に湿熱がたまり、気血の流れが悪くなるため痔核となって痛んだり、出血したりするのです。便秘、下痢、ストレスなども原因になることがあります。

 飲み薬としては、「槐角丸(かいかくがん)」がよく知られています。熱を取り、出血を止める槐角(エンジュの実)と地楡(じゆ)を主薬に、肛門の炎症を抑える黄ごん、湿を除く防風、局部のお血(おけつ・うっ血)を改善し痛みを緩和する当帰など、6種の生薬からなる丸薬で、出血や痛み、はれなどの改善に即効性があります。

また、痔の治療は応急処置だけではなくて、全身の血行をよくすることも必要です。長い便秘は肛門を刺激し、痔をさらに悪化させます。まず排便を整えることが欠かせません。「槐角丸」には肝臓のうっ血を取り去り、直腸の熱を冷ますことで、便秘を防ぐという作用もあります。

 なお、局所の症状が激しいときは、塗り薬として「紫雲膏(しうんこう)」を併用すると良いでしょう。

岡山ミニコミ: 何とか風邪を予防できないでしょうか

 風邪やインフルエンザにかかるかどうかは、細菌やウイルスなど「外邪(がいじゃ)」と、抵抗力「正気(せいき)」という2つの素因が関係しています。

予防するには、正気を強くすること、外邪を抑えることがポイントです。

正気を高めるためには、バランスのいい食事を取り、寝不足とならないようにすること。外邪を抑えるためには、うがい・手洗いをしっかりすることです。漢方薬の「補中益気湯(ほちゅうえっきとう)」はこの生気を高める代表的な漢方薬です。

最近、緑茶の抗菌作用が注目され、うがいにも用いられたりしていますが、中国では風邪がはやる季節には、板藍根(ばんらんこん)というアブラナ科のホソバタイセイの根のお茶を飲み、これでうがいするのは普通です。昔は、生活に使う水がめにこの薬草を入れておき、調理などすべてに使って予防していたといいます。

さらに、インフルエンザが流行しているときに北京動物園で生まれたパンダ赤ちゃんのため、母親の餌に板藍根を混ぜ、授乳させることで予防していると中国の新聞で報じていました。このように、板藍根は外邪を抑えるのに役立ちます。

風邪やインフルエンザの予防には、まず正気を高め、外邪は"のどぎわ"で防ぎたいものです。"かぜ予防
うがい 手洗い 板藍茶"は中国漢方の常識です。

最近は日本の事情にあった板藍根のエキスを粉状にしたお茶やのど飴があり、気軽に利用できるようになっています。

岡山ミニコミ: どうすれば”血液サラサラ”になりますか

テレビ等でも”血液サラサラ”の重要性を訴えることが多くなっています。血は清流のようにサラサラと流れ、体の隅々まで行き渡ることで、私たちの健康は維持されます。
血液には、全身の細胞に酸素を届ける、細菌やウイルスから守る、栄養を臓器に運ぶ、体温を保つなどの大切な働きがあります。ですから肌荒れや風邪を引きやすい、内臓が弱い、冷え性といったことも、血がうまく流れていないために起こっていると考えられます。
血液をサラサラにするために普段の生活で心掛けたいのは、まず食事。EPAやDHAが豊富な青魚、ニンニク、タマネギ、セロリなどピラジンが豊富な香りの強い野菜を毎日の食卓に取り入れましょう。
運動も大切。ウォーキングや水泳、軽い体操など、呼吸をしながら行う有酸素運動によって、筋肉の隅々まで酸素が行き渡ります。
また、人は緊張すると、血中のブドウ糖やコレステロール、脂肪酸を増加させ、戦闘態勢に入ります。つまりストレスがたまっても巡りは悪くなるのです。
血液循環の改善薬として、最近、足の裏マッサージが良いといわれますが、手の指先でも試して下さい。「指先を使う人はぼけない」というように、指先の末梢神経を刺激することでも毛細血管は広がり、全身の血流が良くなります。
そして、中国が心臓病の特効薬として開発した「冠心Ⅱ号方」を飲みやすい顆粒(かりゅう)タイプに改良した「https://www.futabakanpo.co.jp/posts/」は、今まで挙げた方法をサポートする素晴らしい中国漢方です。

岡山ミニコミ: 血圧の変動が激しく、うまくコントロールができません。

見るからに血圧が高そうな感じのよく太った人は、意外と降圧剤でコントロールができていて、逆に少しやせたタイプの方が漢方薬を求めて来局されることがあります。血圧のコントロールがうまくいかず、薬を飲むと下がりすぎてフラフラしたり、気分が悪くなることを訴えられます。

高血圧といっても、原因となる疾患が別に存在するものがあるので、まず検診を受けていただくということはいうまでもありません。その結果、はっきりとした原因がないのに変動が激しかったり、下の血圧がなかなか下がらないという方には漢方が役立ちます。

今回の話は、よく太った人の場合は除きます。あまり太っていないのに、次第に血圧が上がってきて変動がはげしいという方は、年齢とともに体の水分が減り、血液も粘り、そのために気がのぼっているというタイプです。のぼせたり、目が疲れたりするけれど、腰から下は冷えたりします。例えるなら、風船が風に乗って上がったり下がったりしている様子です。

こんな時は、血液をサラサラにする[冠元顆粒(かんげんかりゅう)]と「杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)」を併用することをお勧めします。上がった風船を引き下ろし、下でしっかりとつかまえておくことができます。


もちろん、併せて運動と食事も大切です。減塩を心掛けることと、大豆などのタンパク質、魚と野菜、海藻をの摂取することをお勧めします。



岡山ミニコミ: 最近、おしっこがもれることがあります・・・

せきやくしゃみの瞬間にオシッコが漏れる。カラオケで大きな声を出したとき下着がぬれる。これらの"尿もれ"は、すべて「腹圧性尿失禁」の症状です。40歳以上の女性では2人に1人が経験しているというから深刻です。女性に尿失禁が多いのは、尿道が男性より短いためと、オシッコにかかわる筋肉が、ゆるみやすくできていることも原因になっています。この筋肉は、とくに肥満により、また出産や年をとるにしたがって、弱くなる傾向があります。 これに加えて、女性特有の冷え性や貧血、あるいは便秘なども原因としてあげられます。失禁という言葉がきついため、この症状を経験するとふさぎ込んで隠してしまう人が少なくありませが、"尿もれ"は結構みんな悩んでいる症状なのです。また男性にとっては、前立腺肥大にともなう排尿障害が悩みの種です。

中国漢方では、これらの機能低下によるこれらオシッコのトラブルは、「腎虚」のひとつの症状と考えます。ホルモン分泌や泌尿器、生殖器機能をつかさどる腎の働きが低下したことによるものと考え、「海馬補腎丸(かいまほじんがん)」や「八味地黄丸(はちみじおうがん)」などの補腎薬でその機能を回復させていきます

最近では薬草も注目を浴びています。尿失禁にヨーロッパ起源のパンプキンシード(ヘポカボチャの種)、排尿障害にノコギリヤシ、そしてぼうこう炎にはクランベリーやドクダミなど。

恥ずかしがらずに早めに検診を受けるとともに、これら自然の力を上手に利用することをお勧めします。

岡山ミニコミ: 暑い日も冷たいものを食べないようにするのですか?

ご質問の方が、どの様な体質であるかが分かりませんので、一般的なお答えをさせていただきます。中国漢方では夏の熱さを「暑邪」といいます。暑邪は発汗過多により体液を消耗します。このとき、体液だけでなく、気力、つまりエネルギーも消耗してしまいます。だから疲労感を感じるようになるのです。こんな時は余分な熱はさまし、十分に水分と栄養(気)を補給しなければなりません。ただ、この時に忘れてはならないことは、余分な熱をさますだけで充分ということです。外は38度でも、部屋で1日クーラーにあたっていませんでしたか?

一方、冷たいものを余分に取り過ぎると、胃腸の働きを低下させ、今度は水分の代謝障害から"湿邪"という余分な水をかかえてしまいます。この"湿邪"は、重い、粘いという性質を持っているので、体がむくむ、重だるい、頭が重いなどの症状が出るとともに、食欲が落ち、むかついたり、下痢しやすくなります。

夏バテというのは、暑さだけが原因でなく、冷たいものの取り過ぎや、クーラーによる冷えすなわち
「暑中の寒」が原因なのです。

前述の体液と気力の消耗、すなわちからだの夏バテには、先月も紹介しました麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)が効果的です。熱中症の予防にもなります。冷たいものの取り過ぎによる、胃腸の夏バテには、勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)が、余分な湿邪を取り除き、シャキッとしてくれます。この様な人は、日ごろから油っこいもの、甘いものを控えめにし、適度の運動で汗をかくように心がけてください。

岡山ミニコミ: 水を飲むという健康法は良いのでしょうか?

  血液は、血しょうという栄養分や電解質を含んだ水の中を赤血球、白血球、血小板が流れているものです。血管という堤防の中の血しょうという川の流れに、血球というゴムボートが浮かんで流れていると想像すれば、分かりやすいと思います。その血しょうの90%は水分です。

  大量に汗をかいたりして、脱水状態になると、この川の水量も少なくり、血球というゴムボートが浅瀬に乗り上げるようになります。これが脳こうそくや心筋こうそくです。炎天下のゴルフ場での突然死などの大きな原因となっています。

  このように極端な脱水症状でなくても、高齢になると自然に体全体の水分が減少してきます。そのためにシワが寄ったり、皮膚が乾燥したり、便が固くなったりと、全体に潤いがなくなってきます。ひどくなると、ほてりや微熱も出てきます。

  この潤い不足は、水をたくさん飲むことで防げるかというと、脱水症状の予防にはなりますが、水量の減った川の水を豊かにできるものではありません。"水飲み健康法"で過度に水分を取り過ぎると、食欲を落としたり、夜中にトイレに起きる回数が増えて寝不足になったりするので、ほどほどにしなければなりません。

  こんな時に体に潤いとエネルギーを補ってくれる中国漢方が「麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)」です。人参(にんじん)が弱った気、体力、心臓機能を高め、麦門冬、五味子が体内で有用な水分を作り出します。先月紹介した「冠元顆粒(かんげんかりゅう)」と相性がよく、"未病先防”の最強のペアといえます。

岡山ミニコミ: 働きすぎの主人、脳こうそくが心配です

  中国には古くから"未病先防(みびょうせんぼう)"という考えがあります。未病とは、西洋医学的な検査では異常はないが、中医学(漢方医学)的にはバランスが崩れている"半健康状態"のこと。五臓六腑(ぷ)のバランスの変調が体の表面に何らかの兆候として現れている、いわゆる"病気の芽"を、何千年という中国漢方の経験から見つけ、いち早く予防しようという考えです。

脳梗塞も生活習慣病ひとつ。そのカギを握っているのは、血液や血管の健康状態です。赤ん坊の血液はとてもきれいですが、いつのまにか血液はネバネバと粘着性を増し、流れにくくなっていきます。これをお血(おけつ)といい、お血があると、肩こり、頭痛、記憶力の低下、手足のしびれや皮膚のカサつきなど様々な症状が出てきます。これらのサインを見逃さないことが大切です。

では、血液をサラサラにするにはどうすればいいのでしょうか。川の流れと同じで、まず質、量を整え、適度な勢いを与えること。食べすぎていませんか?運動していますか?血液を汚すのは"余分な栄養分"と思って下さい。

漢方薬では冠元顆粒(かんげんかりゅう)を使います。先日開かれた『国際統合未来医学会』の中国側の発表でも、血栓(せん)予防・溶解作用の報告がありました。微小循環改善(冷え・しびれ)、降圧作用や鎮痛作用(頭痛・肩こり)、血管性痴呆の予防など循環改善に効果を示してくれます。今、服用中の新薬とも併用でき、血液の流れをきれいにしてくれます。

※漢方の"血のめぐり"を解説した小冊子を読者50人にプレゼント

岡山ミニコミ: 前回のダイエットをもっと詳しく・・・

 これまで、ダイエットというと、「○○は食べてはいけない」「○○はしてはいけない」と「いけない」づくしでした。これでは逆にストレスがたまり、ダイエット期間を終えてからリバウンドすることが目に見えています。

前回の話を整理すると、中国漢方では、やせるためには「なぜ太ったのか」という原因を明らかにすることが大切だということでしたそのためにはまず自分の体質を知ること。

食べないのに太る「気虚」タイプ、生理痛や肩こりが多い「お血」タイプについては前回証明しましたので、このほかのタイプを詳しく紹介しましょう。

まず、若い女性に多い「気滞」タイプは、無理な食事制限をすることが余計なストレスとなり、長続きせず、さらなるリバウンドを引き起こして悩んでいるような場合です。こんな方には、無理をせず、体脂肪を落とす方法として、漢方薬とお茶を組み合わせた方法をお勧めします。例えば、「逍遥丸(しょうようがん)」という気の流れをよくする漢方と中国では家畜が食べると脂肪分が落ちて痩せるので食べさせないという痩羊草(そうようそう)を中心とした「三爽茶(さんそうちゃ)」というお茶を使います。

また、中年らに多い「湿熱」タイプは、お酒や甘いもの、油っこいものが好きで、食欲が抑えられず、全体的に太っている人です。ダイエットは生活習慣病の予防にも大切。「温胆湯(うんたんとう)」という漢方薬に、消化を助ける「三仙茶」や「三爽茶」を併せます。唐辛子などの香辛料は余計に食欲を増すので、このタイプに唐辛子ダイエットは厳禁です。