岡山ミニコミ:
233.日焼け後にシミ・しわが心配!お勧めの漢方は?
-今年の夏は猛暑だったので、日焼け後のシミ・シワが気になります。漢方での対処法を教えてください。(47歳・女性)
日焼けは、皮膚のやけど。すなわち炎症です。今年の日差しはすごかったですね。年齢とともに肌の新陳代謝は低下し、日焼けが原因のシミやシワができやすくなります。また、日焼けにより体力が奪われ、免疫力も低下します。日焼け後にシミ・シワができにくい体質を作るためには、体の内側と外側からとのケアが必要となります。
まずお勧めしたいのが「婦宝当帰膠(ふほうとうきこう)」。薬草「当帰」をふんだんに含む婦宝当帰膠は、血を補い、月経不順、貧血、冷え、シミなどを緩和。肌や髪の毛の潤いを取り戻し、女性本来の美しさを引き出してくれます。
次に中国の奥地に自生するグミ科の植物「沙棘(サージ)」も、肌を元気にする効果が期待できます。果実から取れる真っ赤な油は”美肌油”の別名を持ち、肌の再生を促進。強い抗酸化作用があり、肌の老化の原因となる体のサビを防いでくれます。紅沙棘(ホンサージ)は、この美肌油をのカプセルに詰めたもので、手軽に飲めるようになっています。
また、日焼け後すぐは、ユーカリ、丁子(ちょうじ)、を主に、ヨモギ、キハダ、緑茶を副成分とした漢方消炎スプレーを使用するとよいでしょう。
岡山ミニコミ:
232.今年の暑さは危険!熱中症予防にお勧め漢方
―今年の暑さは危険!。在宅ワークが続いていたの夫、部活が再開した子どもたちの熱中症が心配です。(35歳・女性)
屋外で長時間仕事をする人だけでなく、高齢者や糖尿病など持病のある人は、室内にいても熱中症の危険があるだけに注意が必要です。今年の暑さには特に注意が必要です。炎天下での仕事だけでなく、庭仕事やゴルフのお父さん、野球、サッカー練習中の子どもたちが突然倒れたという話を聞きますが、外出前に「麦味参(ばくみさん)顆粒」を1包飲んでおくことで熱中症対策になります。スポーツドリンクに数包溶かして持ち歩いてもOK!ツイッターでも話題になっている飲みやすい漢方です。働き盛りの人は、微小循環改善作用のある「冠元(かんげん)顆粒」も併せて使います。熱中症に似た夏血栓は命に直結しています。
冠元顆粒は、全身の99%地球2周半もの長さのある毛細血管の血流を改善してくれるものです。全身へ酸素と栄養を運び、老廃物を回収することで”スッキリ漢方”とも言われています。血液と血管のケアをする冠元顆粒と心臓をケアする麦味参顆粒は、この時期の最も強力な組み合わせといえるでしょう。
この機会に、普段の生活に漢方を取り入れて家族みんな、今夏も元気に乗り切ってください。
岡山ミニコミ:
231.コロナ明け、炎天下のスポーツには注意を!
―すでに猛暑日(最高気温35℃以上)地域も。
子どもたちの部活もそろそろ本格的に再開の様ですが、少し心配です。(45歳・女性)
これから心配なのは巣ごもり生活から解放されてすぐに、過度の運動や直射日光にさらされることです。汗をかくことに慣れていない体は悲鳴を上げてしまいます。
また熱中症は、日中の屋外の仕事やスポーツをしている時だけでなく、夜間や屋内でも発生します。高齢者だけでなく幅広い年代の人に発生しているだけに、異常な暑さの襲来には誰もが注意すべきです。
大量の発汗は、気=エネルギーを消耗し、心臓機能も弱まります。血液が濃くなると血流が悪化し、血の塊ができたりして、脳卒中や心筋梗塞の危険性も高まります。
夏に必携の麦味参顆粒(ばくみさんかりゅう)は、汗とともに失われたエネルギーを補い、体力や心臓機能を高める作用のある人参(にんじん)と、津液(しんえき)という体内で有用な水分を作り出す作用がある麦門冬(ばくもんどう)、止汗作用のある五味子(ごみし)の3種で構成され、疲労物質の乳酸も分解してくれるというもの。また、スポーツドリンクに溶かしておいしく飲めるとSNSでも広まっています。ぜひお試しを。
ただ、ドーピング検査があるようなアスリートの方は、漢方薬の服用にも注意が必要です。風邪漢方で有名な葛根湯はエフェドリンが含まれていてダメ!南天のヒゲナミンもダメなので、のど飴にも注意が必要です。覚えておきましょう。
岡山ミニコミ:
230.梅雨時期にお勧めの漢方!
-早い梅雨入りで、なんとなく体がだるく、胃腸の調子も優れず、神経痛が出たりと憂うつです。(60歳・女性)
5月は真夏のように暑い日があったり、長雨で冷えたり、この時季体調が優れないのは、湿気や冷えが原因と考えられます。
体内の水分が代謝されずに停滞し、汚く濁った湿気「湿濁(しつだく)」が体内にたまることで、胃腸の働きが鈍くなったりします。栄養も吸収できず新陳代謝が低下。夏バテや熱中症などを引き起こしやすくなります。この湿濁を取り除き、新陳代謝を活発にするのが「勝湿顆粒(しょうしつかりゅう)」の名で知られる「かっ香正気散」。体の中を”ドライクリーニング”してくれる漢方で、中国では夏の常備薬としてポピュラーです。
また梅雨の季節は、風(冷たい風)、寒(冷え)、湿(湿度)から神経痛や関節痛に悩む方も増えてきます。漢方ではこういった痛みを総じて「痺(ひ)症」といいます。痺とは気血の流れを阻害して痛みやしびれを生じ、”詰まって通じない”という意味。この痺症には「独歩顆粒(どっぽかりゅう)」がお勧めです。16種類の生薬からなり、リウマチ・慢性関節炎・五十肩・腰痛・坐(ざ)骨神経痛などの痛みやしびれ・だるさに効果的です。
湿度コントロール、体温調整をしてコロナ禍の梅雨を上手に乗り越えてください。
岡山ミニコミ:
229.疲れは取るものです
肩が凝り、最近は頭もスッキリしないのですが、検査をしても異常はありません。色々な栄養剤を試したのですが、元気も出ません。どうしたらよいのでしょうか。(45歳・男性)
命にかかわる太い血管の循環を保つことは現代医学が非常に得意としていますが、全身の細胞へ延びている毛細血管の流れに対しては、現代医学よりも漢方の方が得意とします。微小循環の障害は、なかなか検査には現れないのです。毛細血管は全身の細胞に酸素と栄養を送るだけでなく、二酸化炭素と老廃物を回収しています。栄養剤をいくら飲んでも元気が出ない方は、循環を改善して疲れを”取る”とよいのです。
漢方には、?血(おけつ=血の滞り)という考えがあります。?血かどうかは、くすみ、しこり、痛みといった3大症状で総合判断します。身近な急性の循環障害を例にあげれば、打撲による青あざと腫れ、痛みがあります。青あざに対して現代医学ではこれといった治療法はありませんが、活血化お(血流改善)の漢方なら驚くほどよく解消されます。
活血化お(血流改善)薬の中で、特に研究が進んでいるのがシソ科の丹参(たんじん)を主成分とする冠元顆粒(かんげんかりゅう)です。薬理学的には血流量を増加し、血液粘度を下げ血管を拡張させます。血液と血管の両方に働くのです。
まるでエンジンオイル交換の後のクルマのように、肩もスッキリ、頭もスッキリと疲れも取れて爽快になるでしょう。
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228.春は発散!
―春はウキウキと楽しい季節なはずなのに、毎年体調がすぐれません。今年は特にステイホームで外出を控えていたので心配です。(40歳代・女性)
春は環境変化が多く情緒不安定になりやすい時季です。何となく気分が落ち込む、やる気が出ない、イライラする・・・を放っておくとうつ病や、不眠症、心身症につながることもあります。
春芽吹く季節は、体も冬の間に蓄えていた気を発散させる時期で、うまく発散できないと体調を崩します。コロナ禍で外出を控えないといけないことは、大きな発症のきっかけとなります。
日常生活では、早起きをして太陽の光を浴びましょう。シソ、春菊、ミツバ、セロリなど香りのある食材で気を巡らせましょう。また、ワラビ、タケノコなど旬の野菜や、シジミ、アサリなどの貝類は、春の臓・肝の働きを整えてくれます。
中国漢方では、肝の働きを高めストレスに対する抵抗力を強くして気分をスッキリさせる漢方を症状別で処方します。
ストレスからくるイライラが強い人には、「逍遥散(しょうようさん)」、ストレスがあるとおなかにガスがたまるという人には、胃腸の具合を整える「開気丸(かいきがん)」を。ストレスが上手く発散できず、胸や脇、腹に張ったような痛みがある人には、「柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)」がお薦めです
お薬はできるだけ飲みたくないという方におすすめはシベリア人参茶。”リラックスできてぐっすり眠れる”お茶。寝不足で肌の調子を気にするモデルさんの間にも流行しているようです。
岡山ミニコミ:
227.感染症対策も花粉症対策も実はいっしょ!
感染症対策で免疫力アップはよく聞きますが、今年は花粉症も心配です。どうしたらよいでしょうか。(30歳代・女性)
まだまだ感染対策には、密を避けた十分な予防がまだまだ必要です。
質問は、感染症と花粉症と2つの対策―とのことですが、実はこの2つは一度に対策が可能です。花粉症などのアレルギーは、外敵から身を守る免疫力の過剰反応。逆に免疫力が低下するとひきやすくなるのが風邪。2つの予防には、免疫力を正常に機能させることが大切です。
そこでお薦めは、玉(ぎょく)でできた貴重な屏風で大切な住人を外敵から守るという意味を持つ「玉屏風散(ぎょくびょうぶさん)」。風が運んでくる花粉・ウイルスなどの「風邪(ふうじゃ)」から身を防ぐ効能によりその名が付いた、セリ科の「防風(ぼうふう)」と粘膜のバリア機能を高める「黄耆(おうぎ)」が入った漢方。日本では「衛益顆粒(えいえきかりゅう)」の名前で販売されています。
また漢方が苦手な方は、乳酸菌(L・ロイテリ菌など)で腸内菌質改善をして免疫力を正常に!
感染症対策をしっかりしていたら、春の花粉シーズンも楽に過ごせるでしょう。またインフルエンザや風邪対策には、抗菌抗ウイルスの板藍(ばんらん)根のお茶とのど飴(あめ)もお忘れなく。
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226.コロナ禍のダイエット漢方!
-年末年始に美味しいものを食べすぎ、まだまだ外出自粛は続きそうです。じっくりとリバウンドしないダイエットを考えています。どんなものが良いでしょうか(30歳代・女性)
昨年、コロナ太り解消としてテレビで紹介された「杜仲茶(とちゅうちゃ)」は引き続き売れています。
15年ほど前に大ブームがありましたが、その後も根強いファンがいる健康ダイエット茶です。少し苦みがありますが、煮出して美味しく飲めます。
煮出して飲むのはすぐ面倒になって止めてしまうという方には、家畜に与えるとやせてしまうという痩羊草(そうようそう)が入った持ち運びにも便利なエキスタイプの「三爽茶(さんそうちゃ)」がおすすめです。
また、お酒や甘いもの、脂っこいものが好きな人、そして夕食が8時以降になる方には、消化を助ける「晶三仙(しょうさんせん)」が肥るのを抑えてくれます。
さらに最近は腸内環境が注目され、乳酸菌のL・ロイテリ菌は感染症・アレルギー対策とともに〝脂を食べる乳酸菌〟として体重増加の抑制効果があるとされています。
思うようにやせられないと悩んでいるなら、自分の生活パターンで続けられるものを試す価値はあるでしょう。ただし、大切なのは自分の健康状態を自覚し、食生活と適度な運動を常に意識し、漢方を上手に取り入れることです。
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225.風邪の後の残った咳にお勧めの漢方薬!
-今は、人前で咳を(せき)すると嫌がられてしまいます。風邪を引くと毎回、咳だけが残ってしまいます。どうしたらよいでしょうか。(42歳・女性)
風邪を引いたら最後まで咳が抜けないという症状は、呼吸器系がもともと弱い方や気管支炎の炎症が治りきっていない方に多くみられます。
こんなときに常備しておくと便利なのが、道端の雑草スベリヒユのお茶。茎が赤く、葉が緑、花が黄、根が白、実が黒いことから、中国では五行草(ごぎょうそう)とも呼ばれています。その昔、中国で母に虐げられていた娘が、赤痢(せきり)で死線をさまよっていたとき、スベリヒユを食べたらたちまち治ってしまったという伝説が残っているほど、現代でも大切な食材として親しまれています。
漢方では細菌やウイルスなどの伝染性疾患を”熱毒(ねつどく)”といいますが、スベリヒユはこの熱毒を解消する働きがあるので、咳はもちろん、急性胃腸炎や慢性の潰瘍(かいよう)性大腸炎、ぼうこう炎、尿道炎、腎盂(う)炎などにも効果が期待できます。
痰(たん)が出ない空咳の場合は、乾燥したのどを潤す漢方「麦門冬湯(ばくもんどうとう)」、痰が多く出て、胃腸の調子が優れないようなときは、気管支炎やぜんそくなどの治療に用いる漢方「柴朴湯(さいぼくとう)」とスベリヒユのお茶を併用するとよいでしょう。
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224.感染症の重症化対策は微小循環改善
主治医から「11月は急激な血圧上昇に十分注意を」と言われています。普段から朝晩の血圧は高いのですが、昼間はそれほどではありません。年齢のこともあり、感染症の重症化も心配で、漢方で血圧を安定させられるでしょうか。(60歳代・女性)
血圧の変動が激しく、降圧剤を飲むと下がり過ぎてフラフラしたり、気分が悪くなるなど、コントロールがうまくいかない人が漢方薬を求めて来局されることがあります。少し痩せたタイプの人が多く、逆によく太った人は意外に薬でコントロールできています。高血圧は、原因となる疾患が別に存在することがあるので、まずは病院で受診を。その結果、明確な原因がないのに血圧変動が激しく、下がなかなか下がらないという人には漢方が役立ちます。
太っていないのに徐々に血圧が上がってきて変動が激しい人は、年齢とともに体の水分が減り、血液も粘り、そのため気が上っているというタイプ。のぼせたり、目が疲れたりするけれど、腰から下は冷えたりしています。
そんな人には、微小循環(毛細血管の流れ)を改善する冠元顆粒(かんげんかりゅう)と杞菊地黄丸(こぎくじおうがん)の併用を。
さらに、心配なコロナウイルス重症化の基礎疾患は、高血圧・糖尿病・心臓病などの循環障害にかかわる疾患です。漢方とともに運動と食事も大切です。
減塩を心掛け、大豆などのタンパク質、魚と野菜、海藻を摂取することを心掛けましょう。